RATOCからBluetooth対応のワットチェッカー「REX-BTWATTCH1」が7月中旬発売になるようで。
1個口の少し大柄な直挿しタップという感じですが、この製品に挿した電化製品の消費電力などをBluetooth経由で計測できるというものです。
これまでもタップ自体に液晶画面が付いていて随時、消費電力を表示できるものはたくさん出ていますが、これはデータをスマートフォン、タブレット、Windows PC(Macは非対応)に送ることでもっと統計的な見方もできるところが新しいですね。
計測できる項目も消費電力だけでなく、電圧や電流、消費電力量、CO2排出量、測定経過時間、電気料金などを表示可能です。
また他のワットチェッカーには意外と耐電流の小さいものも多いんですけど、これは100V/15AまでOKなので、エアコンや冷蔵庫などの大物家電も計測対象にできます。
さらには本体内になんと約50ヶ月分もの累積データを1日単位集計値で保存でき、コンセントから抜いてもデータが保持されるというのが凝ってます。
累積データはCSV形式でメール送信もできるので、さらに細かい解析もできそうです。
もっと欲を言えばAPIが公開されていたら、Mac対応とか見守りシステムへの応用などにも使えそうですけどね。
これとは直接関係ありませんが、先日エアコンを交換して使い始めて初の電気料金の案内が来ていました。
去年に比べると数千円単位で減っていて、やっぱり最近の家電は省電力なんだなぁと。
LEDシーリングライトに交換したのも同じ時期ですから、こちらの効果もかなりあったのでしょう。
さらに話は逸れていきますが、もう少し前からZaimというサービスやそのアプリを使って簡単な家計簿も付けてますが、これもやっぱり節約には効果がありました。
仕事でも生産性や品質管理などでデータ集計をすると嫌がられる傾向がありますけど、良悪で攻めるために使うのではなく、改善ポイントや意外なボトルネックを見つけるのには非常に有効な方法かと。
それでもこの手のポジティブ思考みたいなのは嫌われがちなのは重々承知ですけど、この機器はもっと気軽にスマホでグラフを眺められるというだけでも楽しい機材だと思います。