SONYから電子書籍リーダー、その名もReaderがかなり大々的に発表されたようで。
2機種あるものの、Touch EditionとPocket Editionの大きさがさほど違わなかったり、無線LANや3G回線などを内包してないということで、かなり賛否両論あるようですねぇ。
確かにケータイで写真にメール、電子書籍にゲームと楽しめる時代に、ここまで特化したハードというのも、ある意味、潔すぎとは言えるのかも。
個人的には、かつて、InfoCarryを愛用していたので、それと比べればTouch EditionのほうはSDやメモリースティックなどの外部記憶媒体があるだけ、ちょっと良いのかなぁという感じもあるんですけどね。
今回のReaderの発表もあって、InfoCarryをまた引っ張り出してきましたが、さすがにもう同期する環境がないんですよねぇ。
当時は青空文庫を入れたり、Nifty会議室のログを読んだりと、それなりに重宝したものです。
売りだった駆動時間もReaderでは約14日間(InfoCarryは30時間くらい)で、かなりの進化なわけですけどね。
ただ、時代はその後、大きく変わってしまってますし、そもそもInfoCarry自体が当時でも異色の割り切り具合でしたからねぇ。
もしかすると当時の開発者の方も関わっていらっしゃるのかもしれませんが、その割り切りの良さが吉と出るかどうかが問題かも…。
個人的にはMacのサポートだけはぜひやってほしいと思いますが、あとは独自路線を突き進む、いや、さらに異色さに磨きをかけても良いんじゃないかなぁと。
書店で購入したら、その場で本体にデータを入れてもらえるなんてのも出版業界との共存のためにはアリなのかもしれませんし。
ただ、それにしてもPocket Editionでメモリカードが使えないのはなぁ。
まるっきりInfoCarryみたいで、ちょっとかわいそういとおしい気もします。