めっきり寒くなってきた今日この頃ですが、tenki.jpとApple Watchが示す温度にはずいぶんと開きがあって「どっちが正しいの?」となることがたびたびでした。
体感的にはApple Watchのほうが近い気がするのですが、やはり実測してみるのが良いだろうということで、以前から気になっていたワイヤレスの室内外温湿度計を入手してみました。
写真で見るよりだいぶ小さめですが、まぁお値段がお値段ですのでそれは仕方ありません。
箱がちょっと潰れていたりしたのもまぁ仕方ないでしょう。
室内側の表示ユニット、室外の計測ユニットともに単4電池2本ずつ必要ですが、こちらも付属していません。
だいぶコストダウンされている感はありますね。
ただ、それでもワイヤレスというのは便利でして、国内メーカーのものだと窓越しに細いケーブルで引き込んでくるものですとか、本格的なWi-Fiを駆使したものになり、設置場所も限定されることでしょう。
そうでなくても日光があたると正確な値にならないですから、当たり前ですが設置場所は意外と難しいんですよね。
一応ある程度は耐水性もあるようですけれども、北側でなおかつ雨が直接当たらない場所が望ましいです。
ドアに貼ってみたら、それだけでも2℃くらい高めに出たくらいセンシティブです。
ワイヤレスには330MHz帯を使っているそうで、法的には大丈夫なのかなぁというのはちょっとありますね。
最大100m、壁などを通す場合でも30mくらいまでは届くとされています。
帯域などから推測するとRFIDに近いようなところで処理されているのかな?
金属などは通過できないわけですが、実際にはアルミのドアに貼っても大丈夫でしたし、20m程度までは十分受信してくれると思われます。
受信しているかどうかは1分おきの更新時に左上に電波のアイコンが出るのと、そもそも外気温が表示されることで分かりますが、電波アイコンは受信できている間は出しておいて、受信実施時は点滅とかのほうが分かりやすい気もしますね。
周波数変更などはないので、室外の計測ユニットを複数に増やすとか、そういう難しいことはできません。
最低気温や最高気温を記録する機能もありませんし、もちろんスマホにデータを飛ばすことも無理ですが、あるとやっぱり便利です。
外気温が下がっているのを早めに気づくことができますし、あまり温度が下がるとリビングのエアコンが動作しなくなるんですけども、それを事前に察知することもできますからね。
場所を変えたりすると反映されるのには少し時間がかかりますが、温度の精度もなかなか高く、やはり雰囲気としてはApple Watchの表示が実際の気温に近い印象でした。
寒い季節もそうですが、暑い時にも活躍してくれそうですし、外出時の服装や装備の判断にも役立ってくれそうです。