富士フイルムから一部の銀塩フィルムの販売終了の告知がまた出ています。
今回減るのはセンシアIIIやネオパンSSの36枚撮り、タングステンフィルム、それに4×5のフィルムなどです。
ネオパンSSの36枚撮りがなくなるのは意外でした。
以前、研修で作ったこともありますし、いちばんシンプルなだけに最後まで残ると思ってましたからね。
ただ、24枚撮りは残るので、単に売れない、という理由なのでしょう。
代替がなくて最も困るのはタングステンフィルムでしょう。
フィルムの場合、AWBなんてのはありませんから、タングステン光源下で撮るにはこれがないとねぇ。
センシアも含め、業務用ニーズのほうが先に消滅しつつあるということなのでしょう。
最近チェックしてみると、超高級機だったAF一眼機がめっきり安くなってますし、そろそろ本格的に銀塩の火が消える可能性も出てきたと言えるのかも。
フィルム製造には完全な暗室など、非常に大がかりな設備が必要ですし、なんとか1ラインでも良いから残してほしいなぁと思います。
そのためにはまず、自分でフィルムを使うのがいちばんですね。
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4 Responses
9月 5th, 2011 at 11:12 PM
ネオパンSSは意外でしたねぇ
売れないなら大は小を兼ねて24の方を無くして36を残せば
焼き枚数でも貢献できるのにねぇ
もうプリントする人もいないのかなぁ?
9月 6th, 2011 at 12:46 AM
ネオパンSS久しぶりに聞きました。
高校生の頃は、使ってましたよ。
憧れのフィルムカメラ、今なら手が届きそうな値段で
買えますね。
9月 6th, 2011 at 6:56 PM
SKY ONEさん、コメントありがとうございます。
かくいう私も24枚撮りのほうを多用しますから、あまり言えないところです。
そもそも、近所のキタムラあたりだと、すでに選択肢はなくなってきていますしねぇ。
9月 6th, 2011 at 6:57 PM
とめさん、コメントありがとうございます。
ネオパンSSはお値段も手頃ですしね。
今はアクロスを使う方のほうが多いのかな。
フィルムカメラもさすがに最近は出物が減ってきましたが、メカニカルでないものは値崩れしている印象です。