「やってみよう!カメラの修理&メンテナンス」という本が出ているのを
Amazonで見つけました。
やってみよう!カメラの修理&メンテナンス ジャパンホビーツール ジャパンホビーツール 2008-12-20 by G-Tools |
残念ながら、現時点ではAmazonで品切れ(マーケットプレイスは在庫有り)
ですが、カメラ修理では有名な大関通夫氏の朝日ソノラマの著書
「やさしいカメラ修理教室」と「レンズシャッターカメラ修理教室」を
統合・加筆した、メカニカルカメラの修理バイブルともいえる内容だとか。
やさしいカメラ修理教室 (クラシックカメラ選書) 大関 通夫 by G-Tools |
レンズシャッターカメラ修理教室 (クラシックカメラ選書) 大関 通夫 by G-Tools |
一般的なカメラの分解修理の心得から、具体的な機種を挙げての
修理方法が掲載されているようで、これはぜひ欲しいですね。
ちなみに、取り上げられている機種は、以下のような感じみたいです。
コニカIII
オリンパス35SII
オリンパスオートアイ
オリンパス・ペンEE
初代キャノネット
ミノルタハイマチック
フジカ35オートM
ヤシカミニマチックS
ミノルタハイマチック7
リコーダイヤコード
ニコレックス35II
ニコレックスズーム35
ニコンオート35
オリンパス・ペンEES-2
キャノネットQL19
コニカEEマチックデラックス
ニューキャノネットQL17
オリンパストリップ35
ニコマートFTn
ニッコールH28mmF3.5
ズームニッコール80~200mmF4.5
ズームニッコール43~86mmF3.5
ニコンF
ゾルキー
ニコンS
ニコンF2フォトミック
ニコンFM
大関さんがニコンにいらしたこともあって、ニコン系の充実が目を
惹きますね。
ズームレンズなどは、あまり解説されていないので、貴重な情報源かも。
必要な工具もメカニカルカメラだと、あまり多くは必要ありません。
自宅にカメラが眠っている方も多いかと思いますから、モルトの貼り替え
くらいはご自身で試してみるのもよろしいかと。
ちなみに、必須の工具というと、カニ目かな。
これがあれば、あとは一般的な精密ドライバと、印鑑の下敷きくらいで
十分かと。
あと、修理で間違えやすいのが、油の使い方ですね。
ついCRC 55-6なんかを使っちゃいがちですが、あれはほぼ使用禁止
といっても良いかと。
むしろ、油を取るためのベンジンのほうが使う場面は多いです。
私は無水アルコールを使うことのほうが多いですけれど。
ともあれ、メカニカルカメラ好きには欠かせない情報が、こうして
復刊されるのは、うれしいことなのでした。
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