厳しくなる一方の銀塩環境ですが、富士フイルムがネオパンSSなどのモノクロ関連製品の生産終了を発表したようで。
生産が終了するのはモノクロフィルムの「ネオパンSS」、手軽な自家現像キットの「ダークレス」、バライタ印画紙の「レンブラントV G2」とのこと。
個人的にはネオパンSSは最後まで残ると思っていたので、正直ビックリしました。
製造工程うんぬん以前に需要が少なすぎたのでしょうねぇ。
1952年に出たブランドで、ある意味、富士フイルムを象徴する製品だと思っていたので、ちょっとショックかも。
なお、生産終了後は代替品として「ネオパン100 ACROS」をとのことで、たしかに粒状性とか性能面ではこっちでも良いのですけどねぇ。
さらにモノクロ用の処理薬品も今年の9月から3割程度値上げされるそうです。
そしてフィルムカメラ本体にもその手は及んでいて、NATURA CLASSICA、CLEAR SHOT M、そして、KLASSE Wのシルバーも生産終了だとか。
KLASSE SとKLASSE Wのブラックは残るので、かろうじてフィルムカメラの灯は消えないようですが、このペースだと来年あたりには35mm、中版で1〜2品種のフィルムを残すだけ、という形にもなりかねないかも。
まずは手持ちのフィルムだけでも良いので、もう少し使う頻度を上げようかな。
富士フイルムもそうですけど、カメラ店さんのDPEもなるべく残って欲しいですしね。
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2 Responses
7月 14th, 2012 at 8:03 PM
結果、キタムラとかのモノクロ現像料金にも跳ね返るんでしょうねぇ
7月 14th, 2012 at 9:56 PM
SKY ONEさん、コメントありがとうございます。
現像してくれるだけ助かると思うしかないんでしょうね。
そのうち、国内で数カ所だけでしか扱えない、なんてことになるかもしれません。