世間一般の常識からいけば、今はすっかりデジタルカメラの時代に
なっていて、フィルムは終焉に向かっているようです。
しかし、様々な分野に尖ったレーダーをお持ちのブロガーの皆さんは
必ずしもそうではないと気づき始めていらっしゃる気がします。
今となっては価値がなくなったかのように扱われている200万画素
クラスのデジカメやトイデジカメなどに注目される方も増えています。
そして、そこからの流れもあってか、フィルムをまたやってみようかと
いう方を良く目にするようになりました。
もちろん、デジタルの便利さは素晴らしいものがあるわけで、
だからこそ、フィルムと流れる時間の贅沢さも感じていらっしゃるのかも。
もっと単純に、「今なら機材が安い!」というのもありますしね。
レンズだって、メーカーによっては流用できる場合もありますし。
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あと、E-P1がPenを名乗ったり、GR DIGITALが往年の名機を
継承していたりするのも多少なりとも影響しているのかも。
フィルムのGRも一時期の高騰はおさまって、GR DIGITALより
安いお値段になってきましたし。
もちろん、新しくフィルムカメラを買う必要はないんです。
おそらく家にフィルムカメラが眠ってる、なんてことは良くあるはず。
コンパクトカメラだって、言い換えれば「フルサイズのカメラ」です。(笑)
高画質なだけが写真じゃありません。
最初は失敗もあるかもしれませんが、ワクワク感こそがフィルムの
楽しさです。
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「フィルムの入れ方がわからない」といったことも良く耳にしますが、
一部のメーカーは説明書をPDFでまだ配布しているところもあります。
また、簡単な説明なら、YouTubeあたりで動画を探してみると、
すぐに見つかりますし、とてもわかりやすいです。
撮った写真はお店でCDに焼いてもらっても良いと思います。
そうすれば、ブログへのアップもらくちんです。
ただひとつだけ、私からの提案。
それは、フィルムで撮る時、何枚かで良いから、大切な人やペットたちを
写してあげてください。
できれば自分も誰かに撮ってもらえば、きっと良い思い出になりますよ。
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2 Responses
10月 20th, 2009 at 9:24 AM
おじゃまします。
私が思うにデジタルで撮ったものとフィルムで撮ったもの、どちらも同じ「写真」なんですが、フィルムで撮ったものの方が時間を切り取った感じが強いんです。フィルムという「ブツ」になるというのがそう思わせるんでしょうし、手に取っておけるプリントではないなにか、なのかも知れませんね。
またあれこれ教えて下さいませ〜。
10月 20th, 2009 at 1:14 PM
V.J.Catkickさん、コメントありがとうございます。
感覚的にはまさにそのとおりで、その場の空気や時間まで
切り取ったような気分になりますよね。
理論的な部分では、デジタルでは一般的なローパスフィルタと
均質な粒子感が影響しているのかなぁと思っています。
ほかにも、フィルムはいろんな工夫がされていますし、
デジタルがまだ「撮れる」ということに終始しているのに対し、
フィルムは「表現する」という文化を吸収しているからかもしれませんね。