CIPAが毎月公開している「銀塩カメラ生産出荷実績表」が
2月から公開中止になったようで。
理由はずばり、その少なさです。
最終公開された1月の時点でも生産台数はわずか1580台、
国内向けは1463台だったそうです。
まぁ、私も銀塩をたくさん購入しているとはいえ、あくまでもそれは
中古ですから、ここでの出荷には全く貢献していませんからねぇ。
都内の中古カメラ店の方にお話を聞く限りでは、中古は以前よりも
むしろ好調なくらいで、価格も上昇傾向にあるものが結構ある
みたいです。
ただ、以前住んでいた小田原周辺に行ってみると、中古の売り場は
かなり縮小されていました。
フィルムや現像料金なども上がっていますし、入手性もSDカード
あたりのほうがよっぽど手に入りやすいくらいになってきています
から、こういう状況は仕方ないのかもしれません。
そんな中、新しい一眼レフを出してくれてるKenkoや、中判の開発も
しているらしいFUJIFILMなどには感謝しないといけないですね。
ケンコー Kenko KF-4PK ブラック ペンタックスKマウント
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2 Responses
4月 2nd, 2008 at 7:44 PM
MacBSさん、こんにちわ
フィルム式カメラの生産台数は1ケ月間で1600台弱ですか!! まあ、流通在庫はあるにしろ、ものすごい少なさですね。これでは、各社が撤退している理由が納得できます。これで頑張っているフジはすごいですね!
4月 2nd, 2008 at 7:50 PM
matsumoさん、コメントありがとうございます。
1ケ月で1600台ってことは、我が故郷、大分県は
いつも1/100でしたから、1県で16台ほどですか。
もはやビジネスというより行商レベルですね。
ちょっと大きめの中古カメラ店なら、同じくらいの
台数を売ってるかもしれませんね。
それだけ、昔のカメラが頑丈(過ぎた)ということでも
あるのでしょう。
フジの場合、利益構造は液晶テレビ用のフィルムや
医療関係、プリンティング関連に既に移っています。
それでも自社の原点を忘れずに、事業を続けてくれるのは
うれしいことだと思います。