今月のカメラ雑誌などで、銀塩ライカの製造がすでに終了していたとの記事が載ったようで。
まぁ、デジタルでさえ、M8、M8.2、M9と出てきてるわけですから、M7の製造が終了してしまうのは、ある意味、仕方がないですよねぇ。
おそらく、保守用の部品はかなりストックしてあるはずですから、すでに所有されていらっしゃる方には大きな影響はないのでしょうが、他社もほぼ銀塩カメラから手を引いている状態ですし、ライカという象徴がフィルムの世界から退くというのはエポックな出来事といえるのかも。
デジタルになってもレンジファインダーの技術は継承されているので大丈夫かとは思いますが、ミラーレスの広がりもあって、カメラのメカニカルな部分、光学的な技術が軽視されはしないか、という心配はありますねぇ。
短期的な視点で見れば、購入サイクルも短いデジタルをメインにするのは正しい判断なのでしょうけれど。
あとはフィルムの供給が今後どうなるか?でしょうか。
とりあえず、銀塩好きとしてはフィルムをしっかり消費することが大事でしょうね。
私も残したいものはしっかりフィルムで撮っていこうと思った次第です。
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6 Responses
6月 21st, 2010 at 6:58 PM
まあ、M7が無くなってもねぇ、欲しいのは
M2とかM3とかバルナックだし(笑)
6月 22nd, 2010 at 8:39 AM
やはり、コシナが銀塩最後の砦となるんでしょうかね? ZEISS IKONやBESSAを作り続けてくれると嬉しい。
いずれは手に入れたいと思っているBESSAですが、なかなか金がたまりませんorz
6月 22nd, 2010 at 2:57 PM
SKY ONEさん、コメントありがとうございます。
M7以外にもMPもありますけどね。
今になってあらためて新品を買わずとも、ライカの耐久年数は長いですからねぇ。
その点がライカの首を締めていましたから、仕方ない部分もあるのでしょう。
6月 22nd, 2010 at 3:01 PM
straysheepさん、コメントありがとうございます。
コシナさんのデジタル本格参入もそろそろありうるかもしれませんね。
EPSONのR-D1がほとんど止まったままになってるのが影響してるのかもしれませんが。
BESSAはRを持っていますが、使い心地はなかなかですよ。
6月 22nd, 2010 at 5:06 PM
MacBSさん、こんにちわ
M7及びMPはここ1,2年は余程売れなかったのでしょうね。まあ、仕方がないことだと思います。
デジカメ時代になっての問題は、やはり、写真データの保存方法ですね。フィルム時代に比べて、格段に脆弱になったと思います。また、保存性も、例えば、最近から撮影を始めた人が50年後に撮った写真を見られるかと考えると、プリントしてアルバムに貼ってあればともかく、データとして持っていた場合は、再生はほとんど不可能になっていると思います。多数の著作がある田中長徳氏は2,3年前以前の写真データは全て、ハードディスクのクラッシュで失ったそうですし、私も、10年分位の写真データの内、半年分位は失っています。
ですから、今後は、絶対にプリント保存が必要だと思います。
6月 22nd, 2010 at 6:48 PM
matsumoさん、コメントありがとうございます。
写真自体の保存性については私も憂慮すべき点だなぁと思っています。
以前、Re:Sで読んだ記事によれば、一番保存性が良いのはモノクロの銀塩プリントではないか、とのことでした。
以前、フォトCDが一世を風靡したことがありましたが、今後はこの逆でデジタルデータをフィルムに焼き付けるサービスが良いのではないかと。
もちろん、デジタルのままのデータもフィルムにいっしょに残せるのがベストですね。
業務用のものはあるので、技術的には問題ないはずですし。
http://fujifilm.jp/business/infomanagement/archive/ar1000/index.html