先日、超七Galleryさんにカラースコパーの35mmをお借りしたのですが、
画角がなかなか良い感じで、俄然、35mmを使ってみたくなりました。
これまでは50mmが気持ちにフィットする感があったのですが、
最近は少し窮屈に感じることもあるんですよね。
かといって28mmだと広すぎるので、35mmはちょうど良いのかも。
年齢で焦点距離が長くなる、というのは聞いたことがありますが、私の場合は
ちょっと逆行してることになりますね。
ただ、このあたりは被写体も関係してくるわけで、大分に戻ってきたのも
関係しているのかもしれません。
そんな中、先日紹介したライカM8の本に、ちょうど35mmレンズの特集が。
APS-HとかAPS-Cになると、35mmが50mm相当くらいになります。
ですから、なおさら35mmのほうが重宝するかもしれませんね。
色々と実写例がありましたが、個人的に気に入ったのは数あるライカの
銘レンズを差し置いて、HEXANONとBiogonでした。
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ヘキサノンはやさしいボケが、Carl Zeissは発色が良いですね。
ヘキサノンなら、一体型のHEXARも良いかもなぁ。
でも、Mマウントのボディもないですから、だいぶ安くなってきたHEXAR RFも
捨てがたいところです。
とはいえ、コスト的にはLマウントのオールドレンズが、私にはお似合いかも。
とりあえず、お借りしたカラースコパーを堪能させていただこうと思います。
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4 Responses
6月 21st, 2009 at 11:26 PM
HEXANONもBiogonも、どちらかというと現代的な描写のレンズですね。HEXANON Lは、ヘキサーに付いていたものより、Lマウント化のせいで寄れない+逆光に弱くなってしまったので、発売当時ちょっとがっかりした覚えがあります。ヘキサーRF用に発売されたものはどうだったんでしょうね。
あそこに出てきたレンズでは、唯一ズミクロンの7枚玉を持っていまして、これは買ってから10何年経っております。色々と機材が入れ替わった中で、何故だか手放せず手元に残っています。これで撮ったフィルムを同時プリントに出した時、写真屋さんに、「えらいピントのいいレンズだねぇ」と言われたレンズでもあります。
6月 21st, 2009 at 11:50 PM
もへさん、コメントありがとうございます。
自分でも意識せず、性能重視しちゃったようですね。(^^;
まぁ、雑誌の作例だけでは判断できないとは思います。
ただ、HEXANONは新旧問わず、いつも選んじゃうので好みなのでしょう。
ズミクロンは50mmの印象が強いのですが、35mmはどうなのでしょう?
ライカのレンズはピントが合ったところは、とことんシャープで
それでいて前後のボケは柔らかい印象があります。
それが、レンジファインダーに合う描写なのかもしれませんね。
6月 22nd, 2009 at 4:22 PM
あの特集で見ると、新しいレンズの方がボケが素直な感じがしますね。実際ヘキサノンはそんな感じでした。
ズミクロンの50mmも35mmも、描写の傾向は大差ないと思います。なんだか撮った写真に妙に立体感がある感じで。
私の場合初めてM型ライカを買った(M4でした。トップカバーに露出計の擦り傷が付いていたんで、結構安かった)時、お店の人のお勧めのレンズのズミクロン35mmをついでに買わされたんで、それに慣らされたのかもしれません(^^;
6月 22nd, 2009 at 6:43 PM
もへさん、コメントありがとうございます。
広角になるほど、設計が新しいものが有利になるのかもしれませんね。
ただ、ライカのレンズは写真としての仕上がりが違う印象なんですよね。
特性だけでは語れないものを持っている気がします。
まぁ、偉そうなことを言っても、私が使ったことがあるのは
ズミタール、ズマール、エルマーの50mm、
それとRズミクロンの50mmだけですけれど。
M6を使っていたときに35mmを体験しておけば良かったなぁと
今さらながら思います。
いつかはM2と思っていますが、いつになることやら…。