少し前に富士フイルムからはAPSフィルムの製造終了が告知されていましたが、予定よりも早く、5月末を持ってすべての販売が終了してしまうんだとか。
当初は今年の12月くらいまでは在庫を出荷していく予定だったようですが、なくなるとなって買い込みがあったのかなぁ。
35mmや中判はカートリッジがシンプル(ブローニーは紙で巻いてるだけだし。)なので、フィルム自体が製造できればなんとかなりますが、110やAPSはそういうわけにいかないですからねぇ。
特にAPSは磁気記録の機能もあるので、さらに再開は望み薄かも。
ただ、110フィルムのほうはLomographyがモノクロながら「Lomography Orca 110 B&W Film」を復活させるようですし、需要さえあれば可能性はあるのかな。
しかし、110カメラはトイカメラの需要がありますが、APSはねぇ。
CONTAX TixやRollei A110など、面白いカメラもあるので、必要な方は早めに押さえておくしかないかもしれません。
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4 Responses
5月 23rd, 2012 at 10:37 AM
おいらも記事にしたばかりです。
小型でスタイリッシュなカメラは好きでしたのに、ちょっと残念なきもしますけど、時代の流れには逆らえないようです。
5月 23rd, 2012 at 6:17 PM
MacBSさん、こんにちは
フィルム式カメラで写している人をほとんど見ない現在、35mmフィルムはともかく、APSフィルムで撮っている人はほとんどいないでしょうから、仕方がないですね。カメラ自体もほとんど残っていないと思いますし。
元々、フィルムの新規格って、カメラボディを売るために作っているのだと思いますが、APSが最後になってしまいましたね。このフィルムのためのカメラボディもキヤノンのIXYが売れた位だと思いますし。
5月 23rd, 2012 at 6:23 PM
とめさん、コメントありがとうございます。
モダンなカメラが多いだけに懐古趣味をかき立てられないというのがデメリットになった感じもありますね。
写ルンですも一時はAPSが増えましたが、早々に35mmに戻ってしまったのも需要を押し下げたのかもしれません。
5月 23rd, 2012 at 6:25 PM
matsumoさん、コメントありがとうございます。
APSが出た当時も、「ユーザーになんのメリットがあるんだ!」と憤慨した記憶があります。
MRCなどはいろんなカメラを試すのには便利なんですけどね。