デジタルですらひと通り普及してしまった状況の中、いや、そうだからこそなのかもしれませんが、新しいフィルムカメラ「LC-Wide」が登場するようで。
ロシアンなカメラの代表的な一台であるLC-Aにそっくりな感じですが、中身はかなり刷新されて、もはや別物のようになっています。
そもそも今のLC-A+はロシアではなく、中国生産ではあるんですけどね。
名前のとおり、ぐんとワイドレンズを搭載していて、17mm F4.5という広角さです。
LC-AやLC-A+は32mm F2.8ですから、そこからしてすでに全然違いますね。
こちらも有名なトイカメラのVivita Ultra Wideですら22mm F11ですから、良くこのサイズにこれだけの広角レンズを入れたものだと感心します。
そしてもうひとつの特徴がスクエアやハーフカメラにもなるという点です。
スイッチでの切り替えではなく、マスクを交換する方式ですから、フィルム途中での変更はできませんが、それでもこれは楽しそうです。
特にスクエアで撮れる35mmのフィルムカメラは数少ないですからね。
あと、LOMOのサイトを見ていて、LC-A用のインスタントバックというのも発見。
チェキ用のフィルムを使うんですね。
これもLC-Wideに装着できるみたいです。
うちのLC-Aはロシア製のだから無理かなぁ。
ここまで変わってしまうと、もはやオリジナルのLC-Aとは別物と考える必要がありそうですが、それでもかなり面白い新機種だと思います。
そもそもLC-A自体がコシナの模倣なのですし、堅苦しく考えず楽しく撮りたいカメラですね。
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