ニコンの一眼レフ「Nikomat FT2」の現像が仕上がったので、少しだけ
掲載してみます。
1975年発売と、ずいぶん古いカメラですが、露出計はかなり高精度
でした。
FTやFTNも使ったことがありますが、電池の互換性と性能劣化が
まだ少ないこともあってか、だいぶ安定した写真が撮れる気が
しました。
その時期でいうと、OLYMPUSはOM-1、OM-2を出した時期で、
そう考えると、OMシリーズは古い感じがしないなぁと思います。
頑丈さの面ではFT2は、ほんとに質実剛健ですけれどね。
NikonではF2の発売を控えて、まだ初代Fの時代です。
この頃の一眼レフは、どんどん進化していて、楽しい時期だった
ことでしょう。
ただ、お値段はこのFT2でさえ、41000円と、レンズも合わせれば
大卒初任給の半分以上という、高級品だったわけですが。
ちなみに、はがきはまだ10円切手で出せた時代で、セブンスターが
150円の時代だそうです。
当時の現像代やフィルム代なども、きっと高かったことでしょう。
まぁ、今も現像代は少しずつ高くなってるので、結構大変なんです
けれどね。(^^;