ずっと念願だったプジョーのコーヒーミルをようやく購入しました。
為替レート的には少し前だとかなり安く買えたんですが、こういうものはなかなかきっかけがないと、いざ購入!という風にならないものです。
今回も店頭にはペッパーミルだけでコーヒーミルは在庫がなく、取り寄せてもらいました。
購入したのはシンプルなスタイルのBRESILです。
そもそもプジョーがコーヒーミルを作ってること自体、ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、実は1840年から生産が続いているものです。
自動車を最初に作ったのは1889年らしいですから、それより歴史があるわけです。
ちなみに自転車も早くから手掛けていましたが、現在はプジョー本体が生産しているわけではないようです。
BRESILは普通に上から豆を入れるタイプですが、この型のものだと豆が跳ねたり、ミルの回転が引っかかったり空回りしたりと、結構色々トラブルがあるのですけど、さすがプジョーではそういうことはほとんどありません。
回転もスムーズですし、どんどん豆を挽いてくれます。
まぁそれなりに力は必要ですけどね。
作りは基本的な部分はしっかりしているものの、挽いた粉を収める引き出し部分の前板が少し緩んでいて、トルクスレンチで締めなおしました。
トルクスネジを使ってるのだから、しっかり締めておいてもらいたいですけど、そこはまぁラテンな感じでしょうか。
肝心のお味はどうしても主観的な評価になってしまいますけど、少なくとも電動ミルとは比べ物にならないかと。
香りも引き立ちますし、粉の粒立ちも良く揃っています。
挽く時間もそんなにかかりませんし、なによりその所作自体を楽しめるというのが魅力かと。
ちなみに今回買う気になった理由の一つは「バリスタ」というコミックの存在です。
偶然、本屋さんで見つけて、まずは紗羅がハマり、その後、珍しく私も読破したという…。
ちなみに次はタンパーが欲しいなと思っているところです。