最近、我が家ではホームベーカリーが大活躍なのですが、
ふとパンを作る強力粉と普通の小麦粉、つまり、薄力粉って
何が違うんだろう?と思い、調べてみました。
ふわふわモチモチ!最高の食パンを作りたいなら
パン用最高級強力粉ゴールデンヨット 500g
何故か一番良くまとまってたのが東京ガスさんのページでした。
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/chie/407.html
両者の基本的な違いは、タンパク質(グルテン)の含有量と
質が異なるのだそうです。
薄力粉は、粒子が細かくしっとりとしているので、ダマになりやすい
そうで、それもあってパンなどでは強力粉が使われるというのも
あるのかもしれませんね。
強力粉はたんぱく質が多く、性質も強靱。薄力粉はその逆とのこと。
本来は、小麦の一番外側の皮(ふすま)を取った本体のグルテンの
多い部分を使って作るのが強力粉だったそうですが、今は原料小麦
自体の品種が違うケースが多いそうです。
強力粉の原料小麦は「ダークノーザン・スプリング」や
「ウエスタン・レッド・スプリング」といった品種が多いそうで、逆に
薄力粉は「ウエスタン・ホワイト」などが良く使われるらしいです。
で、粉の状態で見分ける方法ですけど、粉を手でぎゅっと
握ってみるとわかるんだとか。
薄力粉は、しっとりした感触で、片栗粉ほどではないにしろ、
指の跡が残って、かたまりの状態になるそうです。
逆に強力粉はさらさらなので、かたまりにはならないんだとか。
ちなみに、小麦って英語だとFlourですよね?
これ、発音が花(Flower)と同じなんですけど、実は語源も同じ
だったんだそうです。
ラテン語で「最高の小麦粉」のことを「flos farinae」と読んでたそうで、
何故か小麦を表す「farinae」のほうではなく、特上の「flos」のほうに
短縮されて呼ばれるようになったんだとか。
で、この「flos」がラテン語で最高という意味のほかに花という
意味もあったので、同じ単語になったらしいです。
ただ、さすがに同じ綴りでは判りづらいので、今のように別の
綴りにしたみたいです。
まぁ、何はともあれ、ホームベーカリーは、なかなか便利です。
コストだけ考えれば、特売の食パンのほうが安い場合もある
でしょうけど、やっぱり味も違うし、バリエーションも色々と
作れますからね。