海外で発売されるという噂が出ていたPlaystation3の低価格版が
10/10からヨーロッパで発売されるのが決まったようで。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20071009/scee.htm
お値段は399ユーロですから、日本円だと65000円くらい。
まぁ、ヨーロッパは高めの設定ですから、もし日本で発売に
なったら、4万円台くらいになるんでしょうね。
安くなった分、色々と削れるだけ削った、という感じで、USBが
2ポートになったり、メモリーカードスロットの省略、そして、個人的に
一番気になっていたSACDの再生機能がなくなっています。
おそらく、ドライブをBlue-Ray専用のものに変更してコストダウン
したんでしょうねぇ。
ゲームのほうもPS2との互換性がなくなっています。初代PSとの
互換性はあるということで、そっちのほうこそ、要らないんじゃないの?
という気もしますけどね。
HDDの容量が小さくて良いなら、20GBモデルの中古狙いが
良いのかも。
PLAYSTATION 3(20GB) ソニー・コンピュータエンタテインメント 2006-11-11 by G-Tools |
SACDについては音質の評判も結構良かったので、かなり残念です。
単体の対応プレーヤーを買ったほうが良いのかもしれませんが、
まぁ、SACDの普及自体、これでなくなったかもしれないですねぇ。
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4 Responses
10月 9th, 2007 at 7:25 PM
MacBSさん、こんにちわ
SACD、数枚持っていますが、普通のCDプレヤーしかもっていないので、CDとしてしか聴けません。SACDのいいところは、2層になっていてCDとしても聴けることだと思っています。一方、DVD-Aは専用プレヤーがないとダメなので、レコード店では、あまり見掛けなくなった気がします。
しかしながら、SACDとDVD-Aも、残念ながら、現在のインターネット経由によるmp3ファイル等の手軽な購入に負けてしまうと思っています。
10月 9th, 2007 at 7:37 PM
matsumoさん、コメントありがとうございます。
SACDはハイブリッド盤が多いですよね。
まだまだプレーヤーの完成度も上がっておらず、
意外とソフトウェア処理のPS3は健闘していたので、
興味を持っていたんです。
非可逆圧縮フォーマットもサイズの大きさを考えると
悪いとは言えないのですけどね。
ただ、JPEGもしかりですが、そろそろ上位のフォーマットに
移行する時期に来ているように思うんですよね。
PS3の普及機は結局、Blue-rayの普及だけを進める
ことになるようですね。
廉価モデルが日本で売れるのか、微妙な印象ですけれど。
10月 9th, 2007 at 10:43 PM
ども、今晩は。
SACDの生音と圧縮音源とでは、生々しさというか躍動感が全く違いますよ。
最近はSACD盤の楽曲をiPodへ入れる時に、SACDアナログ出力→A/D
コンバータ→PowerMacの経路で処理しますが、たまに生音を聴くとびっくり
します。
SACDと16bitCDも違いがあります、若しくは大きな違いのあるディスクが
存在します。
例えばMiles DavisのKind of BlueのSACD盤と16bitCD盤(SBM処理した
ゴールドディスク)を聴き比べると、テナーサッックスがブイブイと
ブローした時の音圧レベルが全く異なります。16bitCDではALCや
AGCが効いて音圧が抑制される部分がありますが、SACD盤ではその
様な不自然さはありませんでした。
ブルーノ・ワルター&コロムビア交響楽団の”田園”はご丁寧にディスクを
3枚も持っていますが、こちらは明確な聞き分けが出来ません(^^ゞ
歳のせいで可聴域が狭まって、聞き分けられなくなった可能性もありです。
10月 9th, 2007 at 11:00 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
PS3についてはソフトウェアのバージョンアップで
かなりSACDの音質が向上したという噂を聞いていたので、
安価なプレーヤーとしても興味を持っていただけに
今回の件はちょっと残念です。
圧縮音源でもデータ量を同じだけ使えば、また違った
評価が生まれるとは思うんですけどね。
今のMP3ではデータ量があまりに少なすぎますからね。
SACDの良さを活かしたソフトがたくさん出ると
再評価されるのかもしれませんが、そこにやる気を感じる
エンジニアさんが今は減ってるのかもしれません。
私も引っ越してから、まだピュアオーディオのほうは
配線をしてないくらいなので、大きなことは言えませんが、
もう少しオーディオの世界も活気を持ってほしいなぁと
思っています。