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「山高きが故に貴からず 」
やまたかきがゆえにたっとからず と読む。
見た目が立派であっても、
中身がしっかりしていなければ、
本当に価値があるとは言えないという事。
見かけよりも中身が大切であるという事。
山はただ高いからといって価値がある
わけではないということから。
出展は、実語教
同意語、山高きが故に貴からず樹有るを
以て貴しと為す
「二兎を追う者は一兎をも得ず」
欲張って、1度に2つのことをしようと
すると、どちらもうまくいかないということ。
また、同時に2つの違ったことをしようと
すれば、どちらも成功しないことの例え。
2匹の兎を同時に捕まえようと欲ばると、
1匹も捕まらないということから。
「無い袖は振れぬ」
相手に対して、何かをしてあげたくても
自分に無い物は出せないと言う意味。
出典:世話尽
「焼き餅焼くとて手を焼くな」
他人をうらやんだり妬んだりすると結局は
自分に災いが降る事になるので適度に
しなければならないという事。
「猫に小判」
物の価値がわからない者に高価な物を
与えても無駄である事のたとえ。
「才子、才に倒れる」
自分の知識に自信を持ちすぎて
かえって失敗することです。
「 ひさかたの、天道(あまぢ)は遠し、
なほなほに、家に帰りて、業(なり)を
為(し)まさに 」
原文: 比佐迦多能 阿麻遅波等保斯 奈保々々尓
伊弊尓可弊利提 奈利乎斯麻佐尓
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著者・山上憶良(やまのうえのおくら)
出展・万葉集
意味・天への道は遠いのだから、
素直に家に戻って、
自分がなすべき事をちゃんとやりなさい。
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