以前、「機械のコトバ」という本を紹介したエントリーでも書いた
エンディアン変換ですが、PC Watchの記事でIntel Macにからむ
解説が載っていました。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0615/kaigai190.htm
PowerPCはビッグエンディアン、Intel CPUは現状、リトルエンディアンなわけで
変換には結構なオーバーヘッドが生じるわけですが、もしかすると製品化までに
このエンディアン変換をCPU側で簡易サポートする可能性について
書かれています。
確かにアーキテクチャそのものを一新するのは不可能でしょうけど、
この程度の命令を用意するのは、それほど大変ではないでしょうね。
ただ、Virtual PCはG5の時点で、このエンディアン変換をソフトウェアで
実施してるわけですが、G4に比べても大きな速度低下はなかったようですから、
コーディング次第とは言えるのでしょうけれど。
ちなみに、PS3に採用されるCellには同様の機能が追加されるんだとか。
こちらも性能差はあるとはいえ、PSやPS2のCPUをエミュレートしなければ
いけないわけで、結構大変な処理になりそうです。