• 106月

    エントロピー変化さん経由、Tales about Appleさんより。

    AppleのIntel移行に関しての記事で、かなり詳細に書かれた英語記事が
    あるようなので、ちらっと読んでみました。
    http://arstechnica.com/columns/mac/mac-20050608.ars

    Yoshiさんが「誰か全文を訳してくれないかな(^^;) 」ということだったので、
    さすがに全文は面倒くさいので、一番気になった「Why Intel and not AMD?」
    だけ、訳して引用してみます。

    何故AMDではなく、Intelなのか?

    AMDは現時点ではデュアルコア、64bit、x86性能の
    王冠を持っているが、CPUよりもAppleのIntel移行には
    重要なポイントがある。

    Intelは包括的なプラットホーム戦略を進めることに
    非常に積極的で、その点で、AMDは現状、合致しない。

    CPUと高性能のチップセットの組み合わせという、Centrinoから
    始まったものがIntelの全体のラインに渡って進められている。

    Intelはずっと自分自身のチップセットを持っており、様々なI/O
    (ネットワーク+グラフィック)オプションや最新のソフトウェア関数を
    サポートするチップセットを製造することにより、現在では、独自の
    プラットフォームを構築し続けている。

    アップルが製品を構築することを考えた場合、Intelのプラットフォーム
    構築のアプローチの観点で、Intelを採用した意味を理解することができる。
    IntelはAppleに機能豊富なチップセットや競争力のあるCPUを含む
    パッケージ価値を提供できるし、それらをAMDの能力を超えたボリュームと
    価格で供給できるのである。

    要するに、「AMDではCPUしか供給されないし、安定性も疑問」という
    ことのようですね。

    確かに当面は安定感のあるIntelでスタートしたほうが賢明なように
    私も思います。
    ただ、将来的には廉価機種を中心にAMDの採用もあり得るのではないかと
    感じます。

    個人的には最近はAthlon64を愛用してるので、AMDびいきなのですけど、
    拡張ハードやソフトとの相性などを考えると、確かにIntelの安定性は魅力に
    思えることもありますからね。

    ほかにも色々な考察が書かれていて、結構参考になりますので、英文ですが
    気になる方は読まれてみるとよろしいかと。
    英語の勉強にもなりますよ。(笑)

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    Filed under: Mac
    2005/06/10 12:56 pm | 2 Comments

2 Responses

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  • Yoshi Says:

    訳をありがとうございます。
    intelの方が、Appleが望む形に積極的に対応してくれそうなんですね。

  • MacBS Says:

    Yoshiさん、コメントありがとうございます。

    ほんの一部の訳で、恐縮です。
    自分で読む分には全部でもそれほどでもないんですが、
    やっぱり人に見せるとなると、気を遣いますので。(^^;
    それでも、結構適当な意訳ですけれど。

    AMDのチップセットというと、NVIDIAが一番完成度が高いようですが、
    AppleはどちらかというとATI寄りですし、そのあたりも影響したのかもしれませんね。

    あと、Intelには「Vanderpool」という仮想CPU技術があるので、
    そのあたりを使って、何か「仕掛け」を考えてる可能性も。
    たとえば、Mac OS X上でWindowsアプリを…とかね。