iPhone 3Gをとりあえずのメインプレーヤーにしたということで、音楽ファイルを高音質に作りなおしてみることにしました。
これまでは一部のお気に入りの曲だけをFLACにしてCapriccioに入れ、あとはiTunesで普通にMP3にしていました。
しかし、iPhone 3GではCapriccioの動作がイマイチ不安定で、そのあたりもあって、別の形式、しかもできるだけ高音質に、と思ったわけです。
Macでのエンコードですから、ソフトはXLDを使います。
このソフト、FLACやMonkey Audioなどにも対応していますが、LAMEによるMP3作成も簡単にできます。
推奨のVBRでビットレートはとりあえず最大にしておきます。
iTunesではCBR 320kbpsにしてありますが、これと聴き比べてみると、正直、思ったほどの効果は出ません。
一聴すると華やかになった気もしますが、ちょっと不自然な残響が伴う気もして、ちょっと作りものっぽさが残る気もします。
逆にいえば、それだけiTunesのエンコーダも質が上がってるのかも。
しかし、これでは引き下がれませんから、ここはFLACとは別の可逆圧縮形式に挑戦します。
iTunesやiPhoneの純正アプリが対応してるとなると、ほぼ一択でApple Losslessしかないですね。
これもXLDが対応しているので、これで作成してみます。
こちらはやはり効果大で、MP3と比べると、付随音の透明感が違います。
LAMEのような作りものっぽさもないですし、やはりさすがという感じです。
ただ、シンプルな楽曲では音の差はわかりづらい傾向で、音数が多い楽曲のほうが効果が大きいのも原理通りといったところでしょうか。
結果的には当初の予想ほどの効果は得られませんでしたが、iTunesで一括管理できるという意味ではこれで良かったのかも。
あとは、より高音質なプレーヤーも検討したいところですが、そのあたりは焦らずのんびり探していけば良いかと思っています。
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