Rosettaがオプションインストールになったということで、Rosetta廃止計画を
立ててみたわけですが、ごく一部を除けば、よく使うアプリは大抵、これを
クリアできそうです。
そうなると次は64bit化です。
標準で用意されているアプリはかなり64bitになってるんですよね。
アクティビティモニタで「種類」のところを見ると、すぐに判別できますが、
64bit化されていないのは、Apple純正以外のものがほとんどです。
逆に言えば、非純正のアプリはまだまだ、ほとんどが32bitです。
拙作のMuteConも例外ではありません。
そこで、開発方法を調べてみたのですが、64bitにできるのはCocoaアプリ
だけなんですね。
Carbonでは現状、64bitバイナリを生成することは事実上できません。
ライブラリが用意されていないからなんですが、当初は開発が進んでいた
らしいんですけどねぇ。
MuteConはQuickTime関連の関数を使っている部分があるので、ここを
CoreAudioに変更する必要があるんでしょうね。
Cocoaに移行するとなると、事実上、作り直しだなぁ。
まぁ、この機会にCocoa(とObjective-C)を勉強したほうが良いのかも。
iPhoneのソフトウェア開発にも有用ですしね。
CocoaではじめようMac/iPhoneプログラミング入門 秀和システム 2009-03 by G-Tools |
拙作以外のアプリは、各開発元の今後の対応に期待ですが、結構大変
だろうなぁと同情してみたり…。
できれば、Carbonも既存機能部分だけでも64bit化できるようにして
もらえると、うれしいところだと思います。
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