Apple謹製の無線LANルーター「AirMac Express」を中古ショップで見つけたので、ゲットしてきました。
どうやら未開封品だったようで、備品等はもちろん、保護シールなどもまったくそのままでした。
出張用のモバイルルーターとしてなら従来モデルでも良かったんですが、私の購入目的は本来のルーター機能ではなく、AirPlayのほうなんですよね。
従来モデルもAirPlayに対応していますが、内蔵のDACなどの進化もあるだろう、ということで最新モデルにしておきました。
背面右下のステレオミニジャックが音声出力ですが、イヤホンには対応してなくて、あくまでもライン出力です。
また、丸型の光デジタル音声出力とも兼用になってるので、DACを外付けできるのも導入の大きなポイントになりました。
ルータはすでにありますから、AirMac Expressはクライアントモードでの利用になります。
設定はMacのAirMacユーティリティから実施しました。
設定自体は非常に簡単で、Appleにある説明にしたがっていけば、すぐに終わりました。
ポイントとしては、AirMacユーティリティを立ちあげてから、無線でAirMac Expressのアクセスポイントにつなぐところくらいでしょうか。
あとは「既存のネットワークに追加」を選択すれば、設定はすぐに終わります。
そして早速、iPhoneやiPad、MacBook Airからつないでみますが、やっぱりAirPlayは快適ですね。
以前、NA7004をお借りした際にも試しましたが、AirPlay専用でAirMac Express側には切り替えもなにもないだけに、手軽さはNA7004以上という感じです。
音質はアナログ接続でも想像よりは良くて、ND-S1でつないだ時とあまり変わらないくらいかと。
少なくともMacBook Airのヘッドホン端子を使うよりは断然良いですね。
デジタル接続してしまえば、USB-DACすら要らないかも、と思えるほどです。
もちろん、AirPlayはハイレゾ音源には今のところ対応していないので、あくまでもiTunesで再生する上では、という前提ですが。
今のAirMac Express自体のDACはハイレゾ対応らしいので、今後の進化で対応してくれれば、さらにうれしいですけどね。
音質よりなにより、その使い勝手にはほんとに感激します。
手元のiPhoneやiPadがリモコン感覚で音源になってくれるわけですからね。
気になっていた音切れについても、他のアプリを使用している状況であってもそうした症状は今のところないようです。
現状は寝室用なのでアナログ接続ですが、そのうち、DACの導入も考えてみようかな。
MicromegaのMyDACが海外では発売されたっぽいので、これがいちばん気になっていますが、ARCAMやMusical Fidelityあたりも良いかも。
あと、Olasonicも開発中のようですし、また楽しい検討ができそうです。