WWDCで発表されたMacBook AirやMac Proのことは他でもたくさん取り上げられてるので、まずは「AirMac Extreme」から紹介してみようかと。
これまでのAir Mac Extremeは当初は大福、その後、Mac miniっぽい形の筐体でしたが、大きく変わって魔法瓶タイプの弁当箱みたいな形になりました。
大きさは10cm角で高さが17cmですから、お弁当箱にしては小さいですけどね。
Mac Proもそうですけど、今回のAppleは設置面積を減らす方向のデザインに行ってるようです。
ただ単純に意匠性だけではなくて、性能にも関係してるんだとか。
具体的にはアンテナを最上部に配置しているとのこと。
また6本のアンテナを用意して、デバイスの位置を検知してその方向に絞って信号を送る「ビームフォーミングアンテナアレイ」にもこのデザインは寄与してるのではないかな。
その6本は2.4GHzと5GHzがそれぞれ3本ずつで、双方の帯域を使ったデュアルバンドになってるとのことです。
802.11ac対応も果たして、カタログスペックでは最大1.3Gbpsと、対応機器だと有線LANに迫る速度が出そうですね。
問題はその対応機器ですけど、新しく出たMacBook Airは対応してるようですが、既存モデルは無理でしょうからねぇ。
まぁ家庭内インフラ側が先に速くなっておかないと、という面もあるから仕方ないところかな。
また、同時にTimeMachine対応の「AirMac Time Capsule」も登場しています。
これまでは「Time Capule」という名前でしたが、ルーター機能もあるよ、というのをわかりやすくするためにAirMacを付けたのかな。
筐体は全く同じサイズで、重さが500gほど重くなってます。
これまでのTime Capsuleは中身のHDDが3.5inchだったっぽいですけど、今回のサイズだと3.5inchのドライブはギリギリ入らないような…。
発熱を考えると2.5インチのほうが良さそうですけど、その分お値段はちょっと割高になるかも。
気になるお値段のほうはExtremeが19800円、Time Capsuleは2TBモデルが29800円、3TBモデルが39800円と、やっぱりちょっと高くなってますね。
ただ、Apple製品、とりわけAirMac ExpressでのAirPlay辺りを扱う上ではやっぱり純正のAirMac Extremeが良さそうだなぁという印象なので、将来のリプレースの際には導入を考えたいところです。