Apple謹製の写真編集・管理ソフト「Aperture」が3.0になっていたので、
早速、体験版をダウンロードして試してみました。
基本的にはProアプリの仲間だと思うのですが、今回のバージョンでは
よりiPhotoに近づいた印象もあります。
FacesやPlacesなどに対応したのもそうですし、画面構成もできるだけ
シンプルにした感じですね。
とはいっても、RAW現像の機能などはしっかりしたもので、慣れると
かなり効率的に編集ができるなぁと感じます。
ブラシ機能がかなり高度になっていて、必要な箇所の焼き込みなどが
いとも簡単にできますし、写真に手を加えるという意味でのレタッチは
これで十分といえるかも。
ちなみに、最初にブラシを使った時点では画面描画にバグが出ました。
ただ、本日配布が開始された「Aperture SlideShow Support Update 1.0」を
適用すると再現しなくなったので、これでなにか修正されたのかも。
Aperture 3を使う方は適用しておいたほうが良いと思います。
なお、トライアル版は30日間試せます。
すでにAperture 2をお使いでも、そのライブラリを変更することなく、
別のトライアル用のライブラリを構築してくれるので、バージョンアップを
やめても問題ないようです。
ただ、インストール前にアプリケーションフォルダのApertureの名前を
別のもの(Aperture 2とか)に変更しておく必要があります。
普段はLightroom2を使っているので、すぐに慣れるというわけには
さすがにいきませんが、お値段を考えると結構良いかも。
気になる動作速度も、うちのiMacでもそこそこです。
メモリはさすがに3GBだとちょっときつい面もありますが。
むしろ、画面の広さが結構必要な印象かな。デュアルモニタがオススメかも。
個人的にはLightroom3の登場を待とうかと思いますが、iPhotoを
お使いの方なら親和性も含めて、すぐにでもオススメできる出来だと
感じました。