理由はよく分からないのですが、夜になるとiPhoneでGoogle検索や各アプリの最初のアクセスが遅かったのですが、それがだんだん昼間にも見受けられるようになってきました。
さらにパソコンでもメーラーなどでメールサーバのドメインを検索してる旨のメッセージがちょっと長めに表示されることが出てきて、「もしかしてコレはDNSが遅い?」と思うようになりました。
これまではIPv6プラスということもあって、BUFFALOのルータに任せっきりだったのですが、それだとおそらくNifty系のDNSになるはずでIPv4の頃から遅い傾向だったんですよねぇ。
ルータにも一旦、Google Public DNSを設定してみたりしましたけども、それだとIPv6の関係なのか、うまくアクセスできないケースがありました。
そこでちょっと調べたところ、Cloudflareがかなり高速なDNSを公開しているという情報を見つけました。
以下のようなアドレスで、IPv6もちゃんと用意されているのが良いですね。
1.1.1.1
1.0.0.1
2606:4700:4700::1111
2606:4700:4700::1001
さらに速度もDiGを使って実際に計測して、Google Public DNS(52ms程度)より断然高速(15ms程度)なことも分かりました。
ルータへの設定がちょっと不安定っぽいので、iPhoneやMacに個別設定するのはちょっと不便でしたが、いざという時にはDNS設定を自動に戻せば良いから、かえってこっちのほうが安心ではありますね。
結果としてはずいぶん軽快になってくれました。
とりわけiMessageやメール受信、iPhoneでのそれぞれのアプリ起動時のネットアクセスなどのレスポンスが速くなったように感じます。
実際の通信速度自体が変化するわけではないのですけど、DNSでこれだけ違うのか、というくらいの体感はできるかと。
ただ、pingはむしろ遅くなるのでは?という説もあるようです。
スピードテストしてみた限りではpingも13msで同等でしたし、ダウンロードもアップロードも有線で400Mbps、iPhoneでもダウンロードで180Mbps出ているようなので大丈夫だとは思いますが。
またセキュリティ強化の一面もあるようですけど、その辺りは設定の仕方も含めて自己責任でお願いします。