iPhone 4は持っているものの、他にiPhone 4ユーザーの知り合いも少ないので試す機会のなかったFaceTimeですが、今回MacでFaceTimeできる、その名も「FaceTime for Mac」のベータ版が公開されたので、早速試してみました。
Snow Leopard以降が必要ですが、わりと軽快なアプリでiChatよりもずっとシンプルです。
個人的にはiiChatと統合しちゃっても良い気もしますけど。
iPhone 4は電話番号でつなぐんですが、Mac版のほうは当然電話番号はないので、AppleIDと紐付けされたメールアドレスを使います。
このメールアドレスに確認メールが届いて、これを認証するとFaceTimeできるようになるというわけですね。
ただ、最初試してみるとどうしてもiPhone 4とつながりませんでした。
呼び出し音は鳴って「接続中」とまでは出るんですが、その先に進まず、そのうち「FaceTimeできません」と出てタイムアウトに。
Macから掛けてもiPhoneから掛けても同じ状態だったんですが、その後数分経ったら、なんということはなくつながりました。
もしかすると認証してから少し待つ必要があるのかもしれませんね。
同一LAN内ということであまり参考にはならないかもしれませんが、映像はそこそこ普通のビデオチャットという感じです。
ただ、Macに負荷がかかったりするとちょっと途切れ気味になることもあるので、回線スピードと合わせて良好な接続を確保するのは意外と大変かも。
それにしても実際に通話してみると、昔やってたドリームアイを思い出しました。
あれはハードも回線も今とは話にならないくらいしょぼかったんですが、それでも当時としては画期的だったんですよね。
テレビ電話って近未来という感じだったけど、意外とまだまだ普及してませんからねぇ。
その点でFaceTimeが新しい風になるのかは未知数ですが、無線LANさえあれば電話代もかからないし、出張時にでも使ってみようかな。