MacBSの日常生活的日記

iMacを外付けSSD起動に

紗羅が愛用している2017年モデルの「iMac 3.4GHz 27inch Retina 5K」ですが、ずいぶん遅くなっているようなのでSSD起動を試してみることにしました。

内蔵ドライブは1TB Fusion Driveでして、SSD部分が16GBしかありません。
当時のOSではこれで足りたのかもしれませんが、今となっては厳しいです。
またドライブ自体の換装も前のガラスと液晶が一体化されていて、さらに両面テープで貼り付けてあるらしく、難易度が高いです。
幸いなことにUSB-C端子はありますので、外付けケースで先日のSandisk Ultra 3Dの1TBをつないで試すことにした次第です。

ケースはロジテックのUSB-Cケース「LGB-PBSUC」でUSB 3.2 Gen2で最大10Gbpsとなっています。
iMac自体はUSB 3.1 Gen 2ですけどね。

ケースはなかなか使いやすく、ネジで固定する必要もなく交換もとてもやりやすいです。
SSDのほうは起動用に使うにはちょっと遅めのような気もしましたが、まずは試してみないと分からないですからね。
事前にMac miniで確認したところでは、書き込みが350MB/s、読み込みが380MB/s程度でした。

OSはApp Storeから最新のMontereyを落とし、インストーラーでSSDを選ぶだけです。
これで外付けSSDに新規インストールされ、起動するとすぐ移行アシスタントが選べるので、事前にWD Redにバックアップしておいたもので復元して完了です。

外付けSSDでのOS起動自体は思っていたよりやや遅いかなという感じがあります。
Fusion DriveのSSD部分はかなり高速なので、そこに載っているOSは速いということなんでしょう。
ただ、そこからどのアプリを立ち上げるにしても異様な遅さになっていたですが、SSD起動でその後のアプリ動作はとても快速になりました。
特にChromeなどWebブラウザの初回起動が全然違います。
Montereyなど、今のOSがSSDを前提にしているようなところがあるのでしょう。

iMac上での計測では外付けSSDへのアクセスは300〜350MB/sくらいです。
本来ならなるべく高速なドライブをチョイスするのが良いのかもしれませんが、ケースも含めての速度ですし、実際に試してみないと分かりづらいですからねぇ。
むしろ1TBをチョイスしたことでHDDから容量を気にせず移行できたのは気楽でした。

内蔵ドライブを交換できればそれがベストでしょうが、そうなると売却時にもいろいろ支障が出るでしょうし、そこまでやるなら新しいMacへの買い替えも視野に入ってくることでしょう。
なかなか大画面のデスクトップは手軽に手は出せませんし、これでしばらくは延命できたかなと思っています。

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