APPLE LINKAGEさん経由、IT Directorの記事で
AppleがIntelに移行することが『Windowsのソフトウェアデベロッパにとって
大きな魅力となるだろう』とコメントしてるようです。
これまではエンディアンの違いが大きな障害だったが、Intelへの移行で
それがなくなるので、「Windowsデベロッパを引き寄せる」ことができるという内容。
エンディアンの違いは、確かに細かな潜在問題を生みやすいことや移植時の
性能低下などの点で問題だとは思いますが、それがないからといって
「引き寄せられる」という気はしないというのが、私の率直な感想です。
ソースの流用が出来ても、中でCallしてるライブラリがMacにはない、
なんてことでは、移植や移行の敷居は、かなり高いのではないかと。
その点、ディベロッパを引き寄せるのに一番良いのは、Xcodeの
Windows版を提供することなんじゃないでしょうか。
同様の意見をWebか雑誌でも読みましたが、Xcodeは無償ですし、
同じ開発環境で作って、それがちょっとしたオプション変更程度でMacと
Windowsの両方で動作するなら、なにも高いVisual Studioなんかで
開発しなくても良いですからねぇ。(^^;
あとは、開発関連の技術情報をもっと公開してくれると、うれしいですね。
日本語の資料にいたっては、Windowsの1/10もない印象ですからねぇ。
せっかくの機会ですし、WinからMacへの移行組を増やすためにも
ディベロッパを引き込む「魅力」も、ぜひ用意してほしいものです。