先日、アイオープラザで落札してあったMac用の地デジキャプチャユニット「m2TV」が届きました。
店頭でも見たことが何度かありましたが、実際に家で見ると小さいですね。
バスパワーで動作しますし、接続もあっという間でした。
ソフトのインストールは付属のCD-ROMのバージョンが古かったので、サポートサイトからダウンロード。
インストールといってもアプリケーションフォルダにコピーするだけで、初回起動時にドライバがインストールされるんですけどね。
なお、ドライバインストール後、OS再起動が必要でした。
早速使ってみると、事前に調査していて気になっていた二点がやはりちょっと気になりました。
まずはスクリーンキャプチャ系のアプリが起動していると立ち上がらない件。
Evernoteで検知されちゃうのが特に困りものですねぇ。
これは、Evernoteのアプリ内に入っているEvernoteHelperを削除することで回避しました。
次はUSBオーディオを音声出力にしていると、これまた起動しない点。
これは結局、内蔵音源のみにして、USBオーディオを外しちゃいました。
切り替えて使おうかなぁと思っていたのですが、やっぱり面倒ですしねぇ。
どちらも著作権保護のためなのでしょうが、ユーザーの利便性ももう少し配慮してほしいものです。
で、これをクリアしてしまえば、あとはかなり快適。
CPU負荷はうちのiMacでの視聴時で50%程度とやや高めですが、画像もきれいだし、このくらいは仕方ないかな。
メモリ消費も170MB程度と、思ったよりも少なめですし。
なお、画面の大きさを変えてもCPU負荷に変化はないようです。
軽量モードとかワンセグモードなどもあったら良いかもしれませんね。
逆に録画中は意外とCPU負荷が低くて、14%程度でした。
受信したデータをそのまま書き出してるだけなのでしょうね。
その分、サイズは1時間で7.1GB(HD放送の場合)と、HDDの空き容量が少ない私にはかなりの痛手です。
というわけで、ほとんど使っていないBootCampを削除し、予備のHDDもとりあえず80GBくらい空けておきました。
これもワンセグのみの録画も出来たら良いのになぁ。
そのワンセグですが、iPhoneにTVPlayer
iTunesとの同期も不要で、m2TVのソフトを起動(試聴を止めておく必要あり)している状態で、無線LAN経由でiPhoneに「ダビング」することができます。
ダビング10の規制はもちろんありますが、この手軽さが良いですね。
ただ、録画終了後、ワンセグ変換が完了するまでに意外と時間がかかります。
録画されたデータファイルからワンセグデータを抽出しているようなのですが、m2TVアプリが起動していて試聴していないアイドル中に抽出されるようで、これが思ったように抽出を開始しないことがあるんですよねぇ。
最小化したりスクリーンセーバ動作中に実施されるらしいのですが、どうもスタートのタイミングがわからない部分があります。
ここも強制実行させるメニューがあると良いかも。
細かい完成度とか面倒な制限など、気になる点もありますが、わりとお手軽に地デジ録画ができ、それを簡単にiPhoneに転送できるのは便利かと。
64bitカーネルに非対応だったり、一体型Macのみに限られるなどの条件もありますが、条件さえ合えば、なかなか便利な地デジ録画環境だと感じました。