虹色の林檎はどんな味?さんで、高音質らしいフリーのエンコーダ「Max」が
紹介されていたので、早速、試してみました。
普段はもちろん、iTunesでエンコードしているわけですが、大抵の場合、
MP3を使っています。
理由は「なんとなく」なんですが、音質というよりも汎用性重視でしょうか。
音質重視の時は専用プレーヤーを使う感じです。
Maxは各種形式に対応しているので、MP3でエンコードしてみます。
デフォルトではえらくビットレートが低かったので、まずは192kbpsで
エンコードしてみます。
エンコード速度は意外と速く、iTunesとほとんど変わらないのではないかと。
Dual Coreを生かして、二つずつファイルがエンコードされていくあたりが
なんとなく迅速に処理してくれている印象で、良いですね。
iTunesでは320kbpsを最近はよく使いますが、Maxはとりあえず192kbpsで
やってみました。
なお、試聴対象には、平原さんのアルバムを用いました。
my Classics! 平原綾香 by G-Tools |
これで聞き比べてみると、さすがにiTunesの勝ちでした。
高音の抜けが違うんですよね。
同じ320kbpsで比較すると、Maxがほんの少し優位でした。
ジュルジュルとしたMP3独特のノイズが少ないように感じます。
試しにFlacでもエンコードして、再生しようとしますが、iTunesでは
デフォルトで再生できません。
仕方なく、「Cog」というプレーヤーを使いましたが、これは次元が違いますね。
非可逆圧縮系だと、やはり音が欠落してしまうのは避けられないです。
どんなに化粧をうまく施しても、これは避けられないのですねぇ。
ただ、もうひとつ、大きく気になった点があります。
それはiTunesで再生する音とCogでのそれが大きく異なる点。
そう、フォーマットやビットレートもさることながら、プレーヤーソフトによる
音質差が思ったより大きいです。
つまり、iTunesのデコーダの質にも問題があるのかも。
とりあえず、Cogは音質的に十分評価できるものがありそうなので、
これを試してみる価値はあります。
まぁ、UIなどの使い勝手では、iTunesには勝てませんけれど…。
エンコードまでうまくできたら、あとはD/Aコンバータかな。
USBオーディオでも多少は音質改善が望めるかもしれないので、手持ちの
ONKYOをiMacにつないで試してみようかなぁと思っています。
ONKYO WAVIO USBデジタルオーディオプロセッサー SE-U55SX(W) オンキヨー by G-Tools |
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3 Responses
9月 6th, 2009 at 9:25 PM
ども。
Max で MP3 だと Lame エンコーダーが使えますから、それを使えばより高音質になるんじゃないでしょうか?
自分は MP3 は長らく使っていないので、試していないもので恐縮ですが…
9月 6th, 2009 at 11:26 PM
今晩は。
KAKUさんのところを見て私も試そうとしたんですが、使い方が良く判らず
途中で止めました(^^ゞ
9月 6th, 2009 at 11:46 PM
KAKUさん、コメントありがとうございます。
LAMEは確かに音質が良いですね。
Windows版だとCPUへの最適化が結構なされていて、
速度も速いのですが、MacもIntelになってからは
速くなってるのかな?
shigechanさん、コメントありがとうございます。
使い方、そんなに難しくなかったですよ。
CDをセットして、起動後、付属の「Get iTunes Metadata」を
実行すると、曲名データがiTunesから取り込めました。
初回のみ、PreferenceでFormatsやOutputを
指定しないといけません。
Formatでチェックボックスを使う操作がちょっと
イレギュラーな感じかな。
あとはチェックボックスにチェックを入れて、
Encodeするだけです。