これまで外付けHDDはWindowsとMacでの共用を考えてFAT32もしくはNTFSでフォーマットしていたんですが、exFATもサポートされてることを知りました。
ということで、まずはとりあえず320GBのポータブルHDDを試しにexFATにしてみました。
フォーマットは他と同様、ディスクユーティリティでできます。
Windowsだとフォーマットにかなり時間がかかるらしいのですが、ディスクユーティリティだとFAT32からの変更もあっという間です。
ちなみに当たり前ですが、中身はもちろん全部消えてしまいますので、事前に中身は移しておくなり、空にしておく必要があります。
さて、早速移しておいた中身を移してみますが、どうも書き込み速度はやや遅い気がします。
元々はSDXCとか、シリコンメディアがターゲットみたいですから、多少最適化具合がHDDとは違うのかな。
実際にXbenchで速度を測ってみると、以下のとおりでした。
[ シーケンシャル ]
Write 23.26 MB/sec [256K blocks]
Read 34.16 MB/sec [256K blocks]
[ ランダム ]
Write 6.21 MB/sec [256K blocks]
Read 17.25 MB/sec [256K blocks]
以前の結果が下のとおりなので、たしかにちょっと遅くなってるかな。
また、4K blocksのランダムリード・ライトがどちらもかなり遅いようなので、それが体感で出ているのかもしれません。
[ シーケンシャル ]
Write 26.98 MB/sec [256K blocks]
Read 34.95 MB/sec [256K blocks]
[ ランダム ]
Write 6.96 MB/sec [256K blocks]
Read 17.48 MB/sec [256K blocks]
ちなみにNTFSはMac OS Xでは、標準だと読み込みはできるものの、書き込みはサポートされていません。
LionでもNTFSは公式サポートされず、しかもこれまで使っていたParagon NTFSも動作が不安定な感じのようです。
Tuxera NTFSという別のソフトもありますが、こっちもCPU負荷が高いみたいですしねぇ。
そう考えると、ファイルサイズの制限もないexFATは良い選択肢かと。
ただ、常時MacにつないであるHDDのほうは、この際にHFS+にしちゃおうかなぁと思っています。
まずは中身を移さなくちゃいけないので、ぼちぼち500GBの中身を1TBのほうに移して空にしていってるところであります。
なお、exFATのHDDもTime Machineのバックアップ先に指定可能のようです。
こういう移動先のテンポラリやTime Machine用にもう一台、安い時に追加しておくと良いのかもしれませんね。
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