MacPeopleの編集部から「Macオーディオ パーフェクトガイド」が発売になったようで。
最近は私にかぎらず、オーディオとパソコンを融合して使ってる方が増えている印象ですが、その際にWindowsよりもMacのほうが扱いやすい印象があります。
Windowsだと現状、USB Audio 2.0に標準で対応してなくてドライバを入れないといけなかったり、再生ソフトもiTunesを中心にAudirvanaやFidelia、BitPerfectなど、優秀でUIの良いものが多いからかな。
CoreAudioの出来が比較的良いので、再生ソフトも含め、音質を確保しやすいのもあるでしょうし。
この本ではそんなMacでのオーディオのはじめ方から始まり、以下のような章立てになってるとのこと。
【第1章:Macでオーディオ】
【第2章:iTunesを使う】
【第3章:デスクトップスピーカー】
【第4章:ヘッドホンシステム】
【第5章:AirPlay】
【第6章:高音質再生アプリ】
【第7章:高音質配信】
【第8章:ネットワーク再生】
【第9章:iPhoneも高音質に】
MacらしいのはやはりAirPlayでしょうか。
ただ、最初はMacオンリーや再生アプリだけ導入して、手持ちの機器で楽しむところからで十分かも。
音源部分が手持ちのパソコンで済むところから、比較的低コストから始められるのも大きなメリットの一つですからね。
また、Audirvana Plusの音質は「ほんとにプレーヤーだけでこんなに変わるの?」というくらいでして、先日出たばかりのDirect Mode対応のベータ版もまた進化を見せてくれています。
残念ながらInteger ModeはすべてのDACに対応してるわけではありませんが、OS標準のドライバで動くものはほぼ大丈夫みたいです。
iBassoのD2+ Hj Boaで試してみましたが、Direct ModeのみONではそれほど違わないものの、Integer ModeをONにすると高音の純度がまた一段上がった印象です。
なお、MacBook Airの内蔵音源も試してみましたが、こちらはInteger Modeでは動作してくれないようでした。
高音質配信についてはまだまだ音源が少ないのが実情ですねぇ。
一部にはDRMの関係でMacで再生できないものもありますし。
ここをiTunes Storeで対応してくれたら完璧なんですが、AirPlayは現状ハイレゾ対応してない(はずな)んですよねぇ。
AppleLosslessは24bit/192kHz対応だそうなので、必要になればAppleが拡張すると思いますが。
そんなわけであまり本の紹介になっていませんが、別にオーディオと肩肘張らずに、Macで音楽を楽しんでる方は一度目を通してみると面白そうなムックだと思います。
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