DELAやiMacにSSDを使ってみてデータ保存用は別にしてやはりSSDの時代だなということで、Mac Pro 2013ももう少し延命させてみるかとSSDを換装することにしました。
メモリはすでに64GBにしてありますが、SSDは標準の256GBのままでした。
この頃のMacはSSDを換装可能なものの、M.2ではなくPCIeタイプのもので選択肢が少ないせいもあります。
今回もできれば1TBくらいにしたかったですし高速なものが良かったのですけど、まずはお試しということでMacBookに装着されていたであろうSAMSUNGの「MZ-JPU512T/0A6」をチョイスしました。
Mac Proはリンク数x4のタイプが使えるのですが、これはx2ですので速度はだいぶ遅くなります。
ちなみに元々のものは書き込みで950MB/s、読み込みで1350MB/sくらい出ていました。
まずはTime Machineでバックアップを念の為にTime CapsuleとWD Redで二重に取ります。
iMacでやり方も確立したので安心してできますね。
そこまで完了したら本体を開けてSSDを取り外します。
ネジが特殊なこと以外は難しいところはありませんが、元々付いている平らなヒートシンクは外せなそうです。
元に戻す必要が生じることもあるでしょうから、そのまま保管しておくほうが安心ですし。
ひとまずそのまま装着して、ネット経由のリカバリーモードで起動してOSを入れていきます。
そのまま復元だとTimeMachineの項目がnull表示になってうまくいきません。
まずはHigh Sierraを新規インストールし、さらにそこからMontereyをインストールして、その上で移行アシスタントから復元するのが正解のようです。
思ったよりは時間がかかりましたが、無事に元の環境も移行できて安心。
気になる速度は書き込みが700MB/s、読み込みが730MB/s程度と、やはりそれなりに遅くなりました。
ただ実用上は特に問題ないですし、これまで外付けHDDに追い出していた写真ライブラリやLightroomのカタログなどをSSDに置けたので、総合的な使い勝手と速度はむしろ向上したくらいです。
ただSSDの温度はやや高くなっていて、状態にもよりますが58℃くらいを示しています。
交換前は40℃台前半くらいでしたから、やはりヒートシンクはあったほうが良さそうです。
熱伝導が良さそうなシールの付いたものを別途入手しまして、こちらを貼り付けました。
ヒートシンクを付けたら43〜46℃くらいで安定したので、やっぱり取り付けて正解のようです。
これならM.2を変換アダプタで装着したり、高速タイプの1TBを探すのも良さそうな気もしますけど、そこまでするなら消費電力も踏まえて新しい機種を入れたほうが良いかな。
仕事でIntelじゃなきゃダメな要素が消えたら考えれば良いかと思っているところです。
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