先日、紗羅の27inch 5K iMacを8GBから16GBにメモリ増設したばかりですが、Mac Proもやはりメモリ不足を感じてきたので思い切って増設することにしました。
Mac Proは標準で16GBですけども、4スロットを4GBが4枚占めていますので増設するには少なくとも8GB以上のメモリに置き換えてあげる必要があります。
最初は8GBを2枚換装して24GB、あるいは8GBで4枚とも交換して32GBを考えていましたが、容量単価で考えると思い切って16GB4枚が安かったんですよね。
もちろん総額ではECCでないといけないこともあり、それなりのお値段にはなってしまいますが…。
で、最初に結論からいきますと64GBと一応の仕様上のMAXに。
どうやらそれ以上でも動作するらしいのですが、速度は落ちてしまうようですし、さすがにそこまでは要らないでしょう。
メモリのブランドもHYNIXとやや悩みましたが、Samsungの「M393B2G70DB0-CMA」にしました。
ちなみに元々付いていたメモリはHYNIXの「HMT451U7BFR8C-RD」でした。
交換作業は事前に調べてあったのもあって、わりとあっけなく。
ゴミ箱Mac Proのカバーを上に引っこ抜けば簡単にアクセスできるのはなかなか便利です。
ただ、普段はデスクの下のほうに配置してあるのでホコリが結構溜まっていました…。
ブラシの類だと静電気が怖いので、ブロワーのみにしておいたので完璧にキレイになったというほどではありませんが、また定期的に清掃するほうが良いでしょう。
SSDなんかも替えたくなりますが、こっちは高いのでおいそれと交換はできませんねぇ。
ちなみに大きく目に入る基板はさきほどのフラッシュストレージの下も含め、2枚ともグラフィックボードだそうです。
メモリ交換後、配線を元に戻し起動しますと何事もなかったかのように、いやしかし確実に高速に起動してきました。
安定状態で使用メモリは8GB強、キャッシュが6.5GBと、それだけ見ると増設しなくても良さそうですが、あくまでこれはWebブラウザとメッセージ、Evernote程度しか立ち上がってない状態での話です。
軽くPhotoshopを使うだけでももう12GB以上消費しますし、開発では16GBだとスワップ頼みになります。
一度、テキストエディタでMySQLデータの置換を掛けたら、それだけで40GBを超えるメモリ消費になる場合もありましたし、画像解析のソフトウェア開発では当然、メモリが多いほど良いのは間違いありません。
あとは全てのメモリに問題ないかチェックするくらいですが、アプリを多少起動したくらいでは消費しきれませんから、Remberでメモリテストしました。
この実行はかなり時間がかかりまして、64GBだと1周させるのに2時間くらいかかると思っておいたほうが良いでしょう。
人間というのは贅沢なものでメモリが増えたら、今度はアプリが重なって見づらくなり、デュアルディスプレイにしたくなったり…。
そもそも前述の通り、グラフィックボードは2枚あって、それぞれビデオメモリも3GB搭載されているし、HDMIのモニタなら2枚くらい余ってるんですけどね。
場所がちょっと手狭なので、そこは部屋の再配置でもやった時に実現しようかなと思います。
(当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)