MacBSの日常生活的日記

MacBook ProとAir

Appleから予告なくMacBook ProAirのモデルチェンジが発表されました。
もう発表からちょっと時間も経ったので詳細はそれぞれのサイトを見ていただくとして(ぉ、雑感を適当に書いておきます。

今回のアップデートの肝はメーカー側からするとラインナップの整理のような印象を強く受けました。
MacBook Proはあまり評判が良くないのを承知でTouch Barに統一されましたし、MacBook Airの値下げもあってか、MacBookはラインナップから消えました。
これでMacのラインナップは大まかに以下のようになったということになります。

MacBook Air
MacBook Pro
iMac
iMac Pro
Mac Pro
Mac mini

デスクトップが4種類に対してノートが2種類というのは今のパソコン全体の売上比率からするとずいぶんデスクトップ寄りにも感じますが、実際にはスマートフォンやタブレットへの移行が進んでいて意外とノートがその割りを食う形になってきつつあるのかも。
金額的にも高額化がやりやすいデスクトップに対してノートはむしろ値下がり傾向なのも手伝っているのかもしれません。
iMac Proに関しては通常のiMacのバリエーションとして統合されそうな気もしますけどね。

また、Touch Barに関してはそれそのものよりもApple T2 Securityチップを搭載しておきたいという思惑もありそうに感じました。
mac OSとiOSの統合を見据えた場合、Face IDやARなどiOS側で独自に進化した部分を吸収する器を用意しておきたいのかなと勘ぐってみたり。
現状のT2では足りない部分もあるでしょうけれども、将来のOSではT2非搭載の機種を切るというのはあり得ることかなと。

その上で残念に感じるのはメモリがオンボードで標準8GBというところでしょうか。
デスクトップのProとMacBook Proはどうもずいぶん開きがあるなぁというのが以前からの正直な印象で、拡張性があまりにもなさ過ぎに思えてしまいます。
Mac miniですら、もうオンボードメモリはやめたわけですし。
macOS Catalinaは64bitオンリーで32bitを切るわけですし、個々のアプリが数GBを使う時代という意味合いなのでしょうから、それで8GBはわりとキツいはずです。
今のMojaveでもキャッシュは別にしてアプリケーションメモリはすぐに16GBを超えてきますからね。

一方で良さそうに思えるのはMacBook Airが税別とはいえ12万を切ってきたところです。
Mac miniも最廉価モデルで9万弱とずいぶん上がっていますし、そもそもキーボードやマウス、ディスプレイが付属しませんから、ほぼ同じくらいと言って良いでしょう。
CPUの違いこそあれ、True Tone搭載Retinaディスプレイでもありますし、今いちばん身近なMacと言えそうです。

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