出たばかりのmacOS High Sierra、最初はしばらく様子見、あるいはMacBook Proでお試しと思っていたのですが、今作ってるものにちょいと影響がある(WebRTC)可能性もあるので、顧客に検証してもらってる間に私のiMacをアップデートしてみることにしました。
結果から言いますと何の問題もなくアップデートが完了しました。
一部では10分少々でアップデートが終わった、なんて話も見かけましたが、Fusion DriveのiMacではそんなことはなく1時間程度要しました。
残り時間の表示がだんだん延びていくあたりもこれまで同様ですけど、たしかに今までの中では短い時間で更新が終了したかも。
ダウンロードサイズは4.8GBで、こっちは光回線ということもあり難なく終わりました。
戸惑った箇所といえばアップデートには出てこなくて、App Storeのほうで無料購入という形なんですね。(これまでもそうだったかなぁ。)
まずはメインで使う系アプリの動作確認からやりましたが、これに関しては全く問題ないようです。
アプリといってもApple純正のもの、Thunderbird、CotEditor、Adobe、Evernote、Cyberduck、Audirvana Plus、それにOffice for Macくらいのものですけど。
PCオーディオをやってる方なら気になるAudirvana PlusはSierra同様、Direct Modeはやはり動作しないようです。(ウチはまだ1.5x系のままですけど。)
あとはQuickLookでFLAC再生ができるようになっていますね。
ただ、そこでひとつだけ問題が発覚。
JAVS X-DDCをiTunesやQuick Lookなどの音声出力装置に選ぶことができません。
Audirvana Plusでは問題なく再生できるんですが、おそらく「(ミックス不可)」となっていることが原因でしょう。
ちなみにCombo384 Proは問題なく選べて音声出力可能でした。
現状ではこのミックス不可の原因や解決方法を見つけることができていません。
X-DDCはX-MOS搭載なのでOS標準ドライバで動いてるはずなんですが、そのドライバの機能上の制限かな?
ほとんどはAudirvana Plusを使いますし、Combo 384 Proもあるから良いものの、Combo384は32bit整数のみなのでHD-7Aが非対応なんですよねぇ…。
やはり今回もハードウェアのほうが問題が起こりやすい印象です。
HPのプリンタも確認してないけど、これのためにMacBook Proはもうちょっと後でバージョンアップすることにしようかな。
プリンタやUSB-DACなどをお使いの方は十分注意してバージョンアップすることをオススメします。
もちろん、TimeMachineなどでの事前のバックアップもお忘れなく。
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