WWDCでいくつか発表になりましたが、その中から「macOS Sierra」に軽く触れておこうかと。
一度、「Mac」が取れて「OS X」になった名称が、今度はmacが小文字でくっついて「macOS」となりました。
続いて付いている「Sierra」は山脈という意味だそうです。
なんとなくハンガリアン記法のような雰囲気でバランスが悪い気もしますけど、徐々に慣れてくるでしょう。
7月にpublic betaが配布されて、秋に無償でアップグレードできる予定とのこと。
対応モデルなどはまだ発表になってないと思いますが、そろそろ2GBメモリのモデルは厳しいのではないかと予想されますから、初期のMacBook Airなどは足切りされる可能性が高いかも。
機能の向上点は現時点では英語ページしかないですけど、詳細はそちらを見てもらうとして、大まかには以下のような感じでしょうか。(かなり不正確な要約です。)
・SiriがMacで使えるように
・「写真」の機能向上
・Apple PayがWebで使えるように
・iPhoneやApple Watchが近くにあればパスワード無しでアンロック可能に
・iPhoneなどでコピーしたクリップボードがmacOSと共有可能に
・古くなったファイルをiCloudに転送したり、削除(!)したりしてくれる
・「メッセージ」で大きな絵文字やビデオの再生、リンクのプレビューが可能に
・iTunesで新しくなったApple Musicを提供
正直なところ、あまり嬉しい機能がないような気もしますが、地味に便利になりそうな感じですね。
Siriはほとんど使ったことがないのですけど、デスクトップを自室で使う時こそ、Siriの出番が増えるのかも。
ちょっとしたミスでファイルが消えたりしたら怖いですけど。
とりあえずpublic betaを使うつもりはないですけど、正式公開されたら入れようと思います。