拙作のMac用フリーソフト「MuteCon」をバージョン2でCocoa化した際に英語表記にしていたのですが、やっぱり日本語でも表示したほうが良いかなぁと思い、ローカライズすることにしました。
まだXcode3を使ってるので、そのあたりの情報はたくさんありました。
とりあえず新しい2.02で、日本語と英語に対応したことになりますね。
あと、これまでは配布形式を作るのにFreeDMGというアプリを使ってdmgを作ってたんですが、Lionになってこれが動かなくなりました。
仕方ないので、こちらは純正のディスクユーティリティを使うようにしました。
そういえば、Lionになったことで同様の起動音制御ソフト「StartupSound.prefPane」が動かないケースがあるそうです。
PRAMを操作するタイプだと、どうしてもシステムに関わる部分に入り込んできますからねぇ。
MuteConは単純にCoreAudioで音量を操作してるだけなので、そういう心配はないです。
ただし、純粋なアプリなだけに、システム絡みの部分は操作できません。
最近のMacはイヤホンを挿すと出力装置が「内蔵オーディオ」から「ヘッドフォン」に自動で切り替わるんですよね。
起動音に関わるのは「内蔵オーディオ」の音量なんですが、ヘッドフォンに切り替わってしまうと、CoreAudioからは内蔵オーディオが全く見えなくなるんです。
その影響で、MuteConを使っていても終了時に内蔵オーディオがミュートできず、起動音が鳴ってしまうという現象が起きてしまいます。
なにか解決方法がないかなぁと、ずっと考えてはいるんですけどねぇ。
そのあたりの不便さはあるかと思いますが、Lionをお使いの方で起動音にお困りの方には、おまじない代わりにはなるかと。
ちなみに他にもアップルスクリプトを使う方法もありますので、アプリを使いたくない方はこちらもぜひ。
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