なかなかPowerBookにG5が搭載されないので、
やきもきしている方も多いかと思います。
そんな状況を解消してくれそうな技術が、
この「PowerTune」。
http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2004/02/18/isscc1/
G5が搭載されない理由は、主に消費電力と発熱量なのは、
皆さんもご存知のことかと。
これはどちらも、処理プロセスの微細化に伴う
リーク電流が主な原因ではないかと。
「PowerTune」はこれを解決する手法で、
動作周波数を最大から半分、または1/4へと切り換えたり、
さらに同時に電圧も変動させることで消費電力を抑えるものです。
これによって、2.5GHz動作時で50Wの消費電力が。
625MHzに落とすと31Wに、さらに電圧を1.0Vに落とすと15Wになるとのこと。
PowerBook G4に搭載のG4プロセッサが大体20W程度みたいですから、
まだもうちょっとかなぁという感じもしますが、
この技術が重要な要素なのは間違いないでしょうね。
次期Xcodeでは、64bitがサポートされるとの噂ですし、
できれば早めにPowerBookにもG5が搭載されると良いですね。