QEDのケーブルにすっかりハマってる状態ですが、さらにまたまた海外ショップからUSBケーブル「Performance Graphite USB」をゲットしてみました。
ホントは先日のインターコネクトケーブルといっしょに購入しようと思ったんですが、送料が同梱よりも別々のほうが安くなるということで、個別に注文する形にしました。
ロイヤルメールは本来、郵便物を扱うものだからそういった送料体系になってるのかも。
今回のUSBケーブルはPerformanceグレードに属するもので価格も1mで2,000円ほどと、ごく普通のUSBケーブルほどではないものの、オーディオ向けとして考えたらかなりリーズナブルかと。
その分、パッケージもReferenceグレードよりはシンプルで、QED独特の「Q」の文字をあしらったものです。
写真だとごく普通のUSBケーブルっぽく見えますが、コネクタは金メッキですし、ケーブルの太さも取り回しが悪くないレベルでしっかりとしたものです。
ちなみにQEDからはPS3用と銘打ったLive Charger Cableもあり、mini-B端子のみではありますが、さらに安くなっています。
USBケーブルで音が変わるのか?というのは非常に賛否両論分かれるとことなんですけど、私もそれほど大きな期待はせず、ひとまず信頼感で選んでみました。
これまではHiVi付録のSUPRAの短いUSBケーブルに、自分で電源線遮断した延長ケーブルを付けてUSB-DDCの「JAVS X-DDC」で使っていたものを変更という形になります。
まず、動作自体は192kHzのオーディオデータ転送でも当然ながら問題なく動いています。
最初はDACにATOLLを選んで普段使っているチェック楽曲を集めたプレイリストで鳴らしてみます。
不思議なことにスピーカーケーブルやインターコネクトケーブルと同様にQEDの音の傾向をしっかり感じます。
全体的に鮮度が上がった印象で、特に高域を中心にエコー感がなくダイレクトな感じになって、情報量も増えているなと。
音全体の雰囲気としてはややこじんまりまとまった感もなくはないんですが、そこはどうやら中低域の膨らみが減ったからではないかと思われます。
DACをARCAMにしてみると、ARCAMらしい穏やかな表情が生きてきますが、それでいてオールドスタイルになり過ぎず、鮮度も両立できていて、いわゆる聴感上のS/Nが上がった印象を受けます。
とりわけ、ボーカルのブレスの揺らぎがしっかり聴こえるようになったんですよね。
理論的に頭で考えるとそんなに違うはずはないのに…と思うんですが、電源線や信号線を通じたノイズの具合やジッターへの影響なんでしょうか。
システム全体として見た場合にどこまでコストを割くべきかという点はあるかと思いますが、このケーブルの実売価格くらいなら気楽に試せるのではないかな。
なお、国内でも取り扱いがあるようなので、そちらで入手するのも良いかと思います。
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