Macで擬似的に音質改善を図れるアプリ「SRS Audio Essentials for Mac」がファイル・ウェブで紹介されていたので、早速試してみました。
本来は29.99ドルと有料のアプリですが、無料の限定版(無期限の機能限定体験版でもある)があったので、こっちをインストールしました。
無料版ではプリセットがミュージック向けに固定されていて、外部スピーカーと内蔵スピーカーモードが使えますが、製品版ではビデオ向け、ゲーム向け、ボイス向けのプリセット、そしてヘッドホンモードが用意されています。
このアプリ自体はプレーヤー機能はないため、擬似サウンドデバイスを実現する「Soundflower」が利用されていて、これもいっしょにインストールされます。
なお、Soundflowerは音声キャプチャとみなされるので、TVチューナーなどでは使えないことがあるのは注意が必要です。
ただ、最初は音量が非常に小さく、ちょっと困りました。
AudioMIDI設定からSoundflowerの左右のボリュームを上げてあげれば解決しましたけどね。
さて早速効果のほどですが、MacBook Airでは期待以上の効果を発揮してくれていて、今もそれで音楽を聴きながらこの記事を書いているほどです。
あくまでもサラウンドやイコライジングが施されているわけで、Hi-Fiという路線とは違うんですけど、MacBook Airの貧弱な内蔵スピーカーが外付けのちょっとしたアンプ内蔵スピーカー並みくらいの感覚にはなってくれます。
出張時など、Airしかない環境では音楽を楽しみたい気分にすらならないことが多いのですが、これがあれば音楽も十分楽しめます。
他のプリセットが不要なら、この限定版で使えば無料でずっと使えるというのもうれしいですね。
と言いつつ、ヘッドホンのバーチャルサラウンド機能とかも気になりますが、しばらくは内蔵スピーカーで楽しんでみようと思います。