Macを使うことが増えたので、Windowsで受信していたメールをThunderbirdに
移そうと思い立ちました。
これまで使ってきたメーラーはShurikenがメインで、その前はAl-mail32です。
どちらもmboxやemlでのエクスポートができるので、問題ないだろうと
高をくくっていました。
しかし、Thunderbirdのインポート機能は実質、Eudoraのみの対応なんですね。
というわけで、アドオンを探し、「IMPORT EXPORT TOOLS」というのを
見つけてきました。
元は「MboxImport」と呼ばれていたもののようです。
ThunderbirdExport posted by (C)MacBS
Webサイトは英語ですが、インストールしたら日本語表記されて使いやすいです。
ただ、持ってきたmboxをインポートすると、メールの本文やタイトルなどが
文字化けしてしまいます。
調べてみると、本文がShift-JISになっています。
ヘッダはISO-2022-JPですから、文字化けするはずです。
元のmboxはISO-2002-JPになってるように見えますが、もしかすると途中で
文字コードが混じってしまっているのかも。
そこで、emlでエクスポートしてインポートしてみますが、やはり症状は同じ。
こちらもやはり各ファイルが一部シフトJISになっているのが確認できました。
そこで、ファイルを一括でISO-2002-JPに変換しちゃえば良いだろう
ということで、ツールを探しますが、Macには良いツールが見つかりません。
仕方なく、Windowsで「KanjiTranslator」を使い、一括変換したら、
うまくインポートできました。
一括変換時に、一部ファイル名が正しく取得できないことがあるようですが、
たぶんファイル名の文字コードが変なのかもしれません。
これがShurikenの問題なのか、Thunderbirdのアドオン側の問題なのかは
どうも微妙ですが、Al-Mailでもmboxで化けるので、インポート側の問題の
可能性が高いような気がします。
さらにThunderbirdにはエクスポートの機能もありません。
これもアドオンでmboxやemlで出力可能ですから、これは役立ちそう。
ただ、mboxはどうも文字コードが怪しそうなので、emlで保存しておくのが
得策かもしれません。
できれば標準でインポート・エクスポートは充実させてほしいところです。