Mozilla謹製のメールソフト「Thunderbird」が15.0になっていたので、早速更新しました。
今回の修正項目はおおよそ以下のような感じです。
・メッセージングクライアント機能を追加
・Do Not Trackオプションを追加
・新しいAustralisテーマを採用
・FilelinkのサービスとしてYouSentItに加えてUbuntu Oneが選択可能に
・バグ修正とパフォーマンスの向上
・セキュリティ問題の修正
チャット機能が付いたというのは面白い気もしますが、メールの返事がチャットで来たりすると、ビジネスの場面では面倒くさい気もします。
受領確認をチャットでされたりしたら、それもそれでイヤですしね。
あとは見た目の変化とか細かい部分ですが、もう機能的なバージョンアップがされないかと思っていたので、その点ではとりあえず一安心でしょうか。
ただ、今回のバージョンからかどうか定かではありませんが、メールを複数選択するとCPU負荷が高く(120%くらい)なって操作が効かないという症状が。
選択したメールがNASのログで、一通あたりのファイルサイズが大きいから、というのもありそうですが、2通選んだだけでも数十秒待たされるのはちょっと…。
一通だと全く問題なく、普通に動作するんですけどねぇ。
どうも複数選択時のメッセージペイン内のスレッド表示が遅いんだと思いますが、メッセージペインを表示しなくても待ち時間は同じです。
どこかのオプションで複数選択時にスレッド表示させない手だけがないのかなぁ。
全般的に完成度はイマイチな気もしますが、他に良いメールクライアントがあまりないのも実情です。
POPにも対応したらしいし、Sparrow
ただ、こっちもGoogleが買収して新機能追加はないかもですし、いっそのこと無料化してくれたら乗り換えるんですけどねぇ。
まぁ、どうしても良いものが見当たらなければ、Outlookで統一しちゃっても実害はなさそうですが。