MacのメールクライアントにはThunderbirdを使っているんですが、
正直、完璧に満足、というのにはちょっとほど遠い部分がありました。
動作も遅いし、たまに挙動もおかしかったりしますからねぇ。
ほかに何か良いソフトがないかなぁと、ずっと思っていたんですが、
なかなか代替になるほどのものはなく、我慢して使っていました。
そんな中、肝心のThunderbirdにもうすぐニューバージョンの3.0が
登場するそうなので、一歩早く、Beta 4を試してみることにしました。
インストールは旧バージョンを置き換えるだけという簡単さ。
もちろん、これまでの設定や保存してあるメールは、そのまま
引き継がれました。
今回のバージョンから、検索機能が向上していて、Mac OS X版だと
「Spotlight」にも対応していて、かなり便利です。
索引の作成に、うちの場合で30分くらいかかりましたが、以後の検索は
非常に快適にできます。
ただ、日本語の検索は完全とはいえない感じなんですよねぇ。
うまく拾えていないメールが結構ある気がします。
また、アカウントからの検索だと、従来の検索機能が走ってしまうし、
索引の再作成もメニューにないし…。
まぁ、このあたりはベータ版だから、仕方ない面もあるのでしょう。
あと、スマートフォルダという機能もありますが、どうも勝手に
フォルダが並べ替えられたりで、マルチアカウントだと不便です。
普通の「すべてのフォルダ」表示のほうが良くて、これは簡単に
切り替えられます。
というわけで、3.0も完璧とはいえない印象ですが、他に良いソフトも
あんまりないしなぁ。
そういう意味では、やっぱり純正のMailが最有力なのかもしれません。
3.0の正式版は11月にリリースされる予定だそうですから、とりあえず
それを待ってから決めようかなぁと思います。