Mac用の音楽プレーヤーアプリ「VOX」が以前から気になっていて公式版を待っていたんですが、なかなか公式版が出てこないのでPublic Betaを試してみることにしました。
公式サイトだと非常に重くて長めのティザームービーを見せられて、その後にメアド等を入力してダウンロードが可能になります。
MacUpdateあたりからダウンロードしたほうが気軽で良いかもしれませんね。
評判通り、美しくてシンプルなUIが特徴的なプレーヤーです。
Audirvana PlusやFideliaなど、Macには定評のある高音質プレーヤーソフトがありますが、どれも有料ですし、しかもデザインやUIに関してはあまり褒められた出来ではないというのもあって、その点ではMacらしいアプリだと思います。
ファイル形式としてFLACにもしっかり対応していますし、再生曲を通知センターやGrowlで表示させることもできます。
この他、last.fm対応やアートワークを自動検索してくれる機能などもあって、どちらかと言うとiTunes寄りの方向性ですね。
その分、高音質寄りの機能は少なめで、アップサンプリングの機能はありません。
ただ、出力デバイスはOS標準のほか、自由に選ぶことも可能ですし、グライコなどもあるので通常のニーズには十分でしょう。
実際の出音もAudirvana Plusと比較してみるとずいぶん違う感じで、VOXのほうはiTunesに近く、だいぶまろやかな印象です。
気軽に流すには良いかもしれませんが、そういう路線を求めるのはちょっと見当違いだったかも。
かなり長い期間、ベータ版のような気もしますが、すでに0.98bまで来ていますし、あとは公式版を待つのみという感じです。
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