• 278月

    スキャナ用のユーティリティソフト「VueScan」というのを見つけたので
    試してみました。

    このソフト、スキャナのTWAINドライバを介してではなく、直接、
    スキャナにアクセスして動作させられるんですね。
    なんと、750種類ものフラットベッドやフィルムスキャナに対応してる
    のだそうです。

    Mac版だけでなく、WindowsやLinux版も用意されています。
    Linuxではドライバが出ていない機器も多いでしょうから、重宝する
    でしょうね。

    ただし、フリーではなく、スタンダード版で39.95ドル、プロフェッショナル版で
    79.95ドルと、意外と高めです。

    で、実際に、うちのCanoScan 5200Fで動作させると、何の設定も
    不要でスキャンすることができました。

    ただ、フィルムのスキャンは設定をいくつか変える必要があるのと、
    複数コマをまとめてスキャンすることはできないようでした。
    ゴミ取り機能などもないようなので、そのあたりはメーカー純正より
    弱いかなぁという印象です。

    シェアウェアの支払いをしていない状態だと、画面に「$」マークが
    重ね刷りされたような形でファイル出力されちゃうので、純正ソフトとの
    比較は、あえてやりませんでした。

    せめて最初の10枚まで、とかはフル機能が試せるとうれしいの
    ですけどねぇ。

    ソフト単体で補正まで完了させようというのでしたら、結構、機能も
    色々と装備されているので、メーカー製のソフトの代用になりそうです。
    ただ、その後、Photoshopなどでの編集を前提にするなら、TWAINの
    ほうが何かと便利かもしれませんね。

    個人的には、CanoScan純正のソフトで不満はないので、残念ながら
    これに乗り換えようという気にはなりませんでした。
    とはいえ、古い機器やドライバが対応していないケースなどでは
    貴重なソフトだと思いますので、知っておいて損はないかと思います。

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    Filed under: Mac
    2007/08/27 5:49 pm | 2 Comments

2 Responses

WP_Lime_Slice
  • shigechan Says:

    今晩は。

    実は私も昨日試してみました。TWAINではないのでPhotoshopへその
    まま読み込むことは出来ないようですが、フィルム銘柄ごとの設定値も
    多そうなので、使えるかもしれません。
    今回はJPEGで読んだだけですので、今度はTIFFで試そうかと思います。

    確かにちょっと高めですね。ただ、対応する機種はべらぼうに多いようで
    すし、ユーザーのコメントもそれを褒めていますから、ここが売り
    なんだと思います。

  • MacBS Says:

    shigechanさん、コメントありがとうございます。

    フィルム銘柄で設定したりもできるんですね。
    ただ、どちらかというとフィルムスキャンの場合、
    AWB的な操作をする必要があったりするので、
    そのあたりの効き具合がどうなのかも気になるところです。

    お値段は十分に試用できれば気にならないのですが、
    あの「$」マークは試す気を失わせてくれますねぇ。

    あと、個人的には、全てのネガをスキャンしてますので、
    まとめてスキャンできないと、手間がかかりすぎて
    大変なので、そこが難点です。