みんぽすさんからSHARPのネットチューナー「AN-IP100」をお借りしました。
このチューナー、AQUOSを名乗っていますから当然シャープの製品なのですが、今回の貸し出しはNTT西日本さんの地デジソリューション商品として、ということみたいです。
「AQUOS ネットチューナー」といってもやや分かりづらいですが、基本は「地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー」でして、これに「ひかりTV」や「アクトビラ」などのネット配信番組の視聴機能やインターネット機能、さらにはホームネットワークなども装備した多機能な機種です。
多機能なだけにお借りできる期間を通じて少しずつ内容を紹介していければと思いますが、まずは設置から。
大きさはスカパーのチューナーをちょっと大きくしたくらいで、かなり小柄です。
少し前の廉価な地デジチューナーくらいのサイズですね。
次はアンテナケーブルですが、これまでテレビにつながっていたものをチューナーに移動です。
うちはCATVのパススルー方式ですが、問題なく受信できました。
初回起動時にかんたん設定が自動的に起動され、地域や郵便番号を選ぶだけで、あとは自動で選局してくれました。
アンテナ端子は地デジ、BS用と分かれていますが、アンテナ出力は用意されていないので、HDDレコーダーなどに中継したい場合には別途、分岐できる機材が必要です。
できれば本体で分岐できたら便利ですけど、最近はあまり本体にアンテナ出力がある機器は少ないのかもしれませんね。
使っているテレビはPanasonicの25インチブラウン管テレビで、当然ながらハイビジョンですらない普通のアナログテレビです。
接続もRCAケーブルでつないでいるわけですが、チューナーのメニュー画面などの文字がかなり小さいので、識別が困難なケースが多々あります。
一応、設定画面で文字の大きさを選べるのですが、「大きな文字」、「標準」の2種類のみで、すでに「大きな文字」のほうに設定されていました。
せめてD端子なら少しは違うのでしょうけどねぇ。
このチューナーの場合、いわゆる「地デジ対策」としてアナログテレビ専用ではなく、アクオスでの使用をメインに据えてあるというのもあるのでしょう。
レイアウトの問題もあるかもしれませんが、できればさらに大きな文字のモードも欲しい気がします。
これまでと違う配線としてはLANケーブルがあります。
別に繋がなくてもテレビ機能だけであれば問題ないのですが、せっかくなのでテレビまでLANケーブルを引っ張ってきました。
最近はPS3やWiiなどでテレビ近辺にもLANが届いてるケースも多いでしょうが、端子の不足も出てくるでしょうし、配線がぐちゃぐちゃになるという要素もありますので、できたら無線LANに対応してほしいかな。
まぁ、DLNAによる動画再生などもできるので有線のほうが速度を確保しやすいという一面もありそうですが、ここはまた後日のレビューということで。
リモコンについてはかなり大型の本格的なものが付属しています。
テレビの操作も各社のプリセットが用意されていて、ほぼこれひとつでテレビを操作できます。
ただ、音量や入力切り替えはよいのですが、電源だけは「チューナーを使う」モードでは当然ながらチューナーの電源On/Offとなります。
テレビの電源は良く使うものですから、できれば独立していたほうが良いかな。
青、赤、緑、黄のカラーボタンがあるので、ここがカスタマイズできても良いかもしれません。
今回は軽くセットアップしたということですので、今後は画質面、それから豊富な機能をご紹介したいと思っています。
特にネットワークプレーヤーとしてのDLNAやUSB HDDでの録画、アクトビラなどのネット配信などを試していきたいと思います。
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