MacBSの日常生活的日記

CAV VAZIO T-2 レビュー 到着編

CAVジャパンのiPod Dock搭載真空管オーディオシステム「VAZIO T-2」をみんぽすさんにお借りしました。

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真空管ということもあり、ある程度の期間、エージングが必要かと思いますので、今回は音質評価は避け、まずは外観を中心にレビューしてみたいと思います。

梱包はスピーカーペアとアンプ部分の2箱に分かれており、しっかりした緩衝材で保護されてやって来ました。
アンプ部はアルミのしっかりした作りで、高純度なピュアオーディオ製品の品格を漂わせています。
重さは8.5kgですが、サイズは比較的コンパクトなのもあって、グッと凝縮された印象です。

真空管部分はアクリルっぽい材質の透明プラスティックで保護されており、不意に衝突させて真空管を破損する危険から保護されています。
なお、カバーは大きめのプラスネジ2本で止められているので、普段は外すことはできません。

真空管ですから、部屋の照明を消すと暖かい輝きを魅せてくれます。
ただ、下側の青白い光はどう見ても白色LEDでしょうね。
真空管らしさを演出するのは良いのですけど、音質重視で考えればLED照明をオフにできる機能もあると良いかも。

スピーカはバイワイヤリング接続ができる大型の端子が装備されています。
エンクロージャはアンプと同様、アルミベースですが、背面に関してはバスレフポートと一体成型のプラスティックだと思われます。
その影響か、外観はとても美しく見惚れるほどなのですが、ややクセのある音質のような印象です。

iPodのDock部分も盛り上がった部分はアルミで出来ています。
iPodは付属のリモコンでも操作でき、ここはかなり快適です。
ただ、リモコンのボタン配置はiPodとはだいぶ違うし、ボタンのサイズがほぼ同じなので、慣れるまでは押し間違いが結構あるかもしれませんね。

アンプのほうは背面も手抜きは一切なく、すべてアルミで構成されています。
リアパネルにはRCA入力が3系統あり、コントロールアンプとしての機能もなかなかです。
ただし、さきほどのリモコンはあくまでもiPodの操作のみなので、RCAの入力切り替えやアンプ側のボリュームコントロールには使えません。

一部音質についても触れましたが、まだまだエージング段階ですので、セッティングを追い込んだり、聴きこんでいくことで変化していく可能性が高いです。
実際、スピーカーの底面にフェルトを敷くことで、早速、かなり改善が見られました。
アンプの音質傾向は私が所有した経験の中では、Sansuiに近いかなぁという感じがしていますが、今後、どう手懐けるかが楽しみです。

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