先日レビュー用にお借りしたソニーのノートPC「VAIO Z」ですが
セットアップもほぼ終わって、かなり使い慣れてきました。
ハードウェア面でも色々と機能満載なのですが、付属ソフトも
盛りだくさんです。
Blu-Ray再生ができるWinDVDやSkypeに写真や動画閲覧用のPMBなど、
以前からのバイオと同じく、いわゆるマルチメディア系の付属ソフトが
充実しているのは方向性がハッキリしていて良いかと。
なお、お借りしたものにはLightroom 2やウィルス対策ソフトも
入っていて、逆にOffice Personal 2007は入ってませんでした。
本来のプレインストールソフトの詳細は以下のリンクに一覧があります。
http://www.vaio.sony.co.jp/vaio/pre_include/html/Z11/software_pop.html
そして、今回の本題はFelicaです。
ハードウェアとして、まず、パームレスト右側部分にFelicaポートが
用意されています。
これを使うソフトも充実していて、かざすだけで起動する
「Felicaランチャー」から使いたいソフトを選ぶだけの操作性も
思っていた以上に快適です。
まずは以前使っていたSuicaをかざし、SFCard Viewer 2を起動してみると
こんな画面が。
あれ?ずいぶん使ってなかったのに、結構チャージが残ってました。
こちらで使えるお店はまだ少ないんですが、ローソンなら使えるので
早速、役立ってくれました。
そして、もう一つ感動したのが「かざしてログオン」です。
ソフト名の通り、FelicaカードをかざすだけでWindowsにログオンしたり
スクリーンセーバーのロックを解除できるんです。
ノートパソコンはセキュリティ面での心配も結構あって、
パスワードによる対策をしっかりやるように心がけてるんですが、
頻繁にパスワードを変更してると忘れちゃうこともあるんですよね。
これならカードがロックキーになるし、かなり良いかも。
なお、指紋認証センサーも装備されていますから、これも組み合わせれば
さらにセキュリティ強度を高めることができそうです。
なお、ソニーからはUSB接続のFelica機器も出てますが、
やはり内蔵されていてこその利便性はあるかも。
ハードウェアの先進性、独自性もさることながら、それを支える
ソフトウェアもなかなかよく出来ているし、小粒な機能ながら、
個人的には、とても魅力的なポイントだと感じました。