フォステクスのアンプ内蔵スピーカー「PA-2」をみんぽすさんにお借りしました。
既存モデルのPM0.4nとほぼ同等な感じのスペックですが、ボリュームコントローラーは別売りだったようで、これがPA-2では付属しています。
本体の色もパステルカラー5色になって、カジュアル路線に振ってきたんでしょうね。
ただ、1枚目の写真でOlasonicと並べてますが、結構大柄で「本格的」という感じです。
といってもミニコンポに付属のスピーカー程度ですが、パソコンの脇に置くとすると、それなりに場所を空けておく必要があるでしょう。
ちなみに寸法は144(W)x220(H)x180(D)mmで、重さは1本約3.56kgです。
カジュアルに使うにはちょっと本格派すぎる気もしますが、それだけにクオリティーに妥協はない本格派で、アンプはスピーカー1本ずつ個別に内蔵されていますし、さらに高域と低域のスピーカーユニットごとに独立したバイアンプ構成となっています。
その分、電源スイッチや電源コードも左右のスピーカーごとに独立していますが、これもスイッチ付2個口電源タップが付いてるので、これを使えば一括管理できるでしょう。
ボリュームもスピーカー背面にそれぞれ存在しますが、普段はここはMAXにしておいて、付属のコントローラーでボリュームコントロールするのが便利かな。
ただ、音質的に考えると余計なボリュームはないほうが良いわけで、スピーカー背面にはなくても良いのかなぁという気もします。
パソコンやiPodなどにつなぐ場合、そっちにもボリュームがある場合がありますから、最大3つのボリュームを経てしまうことになりますし。
外観で気になる点はサランネットがないところでしょうか。
音質的にはカバーは不要なんですけど、ソフトドームを保護する意味でもあったほうが安心かも。
音質面はまだまだエージング前ですので、また後日レビューしたいと思いますが、第一印象はオーディオの世界の製品だなぁという感じです。
デジタルなカチッとした音というよりも音楽性や躍動感を重視した仕上がりですね。
これまで使ってきたスピーカーだと、KEFのスピーカーに近い感じかな。
とりあえずMacBook AirのiTunesにつないでみましたが、そのままだとやや低音がブーミー気味(といってもあくまでピュアオーディオとして捉えればの話)だったので、軽く暫定的にiTunesのイコライジングをしておきました。
今後、OlasonicのTW-D7WM(T)といっしょにエージングを進めて、ピンクノイズでのチューニングや、タイムドメインを加えた比較試聴などをやってみようと思っています。
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